毎日新聞「トンガ噴火で気候変動に懸念 SNSで「令和の米騒動」不安視する声」と報道!!しかし専門家の声は皆無! → アメリカの一流紙「トンガ噴火では冷夏にならない」と指摘!どうして不安を煽りかねないような報道をするの??
ワクチンの副反応もそうだが、大手メディアは不安を煽りかねないような報道が多く目に付く。
最近では、毎日新聞がトンガでの大噴火を受けて「トンガ噴火で気候変動に懸念 SNSで「令和の米騒動」不安視する声」等と報道した。しかし、だ。毎日新聞のこの記事は不安の声がSNSにあると紹介するだけで終わり、専門家の検証もない。
たんなるまとめ記事もどきなのだ!
しかも、だ。専門家は、この程度の噴火では冷夏にはならないと指摘しているのである!!
毎日新聞「トンガ噴火で気候変動に懸念 SNSで「令和の米騒動」不安視する声」と報道!!しかし専門家の声は皆無!
毎日新聞は、1月16日、まるでまとめサイトの様に思えてしまう記事を配信した。
南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山噴火で、気候変動や穀物生産への影響を心配する声がSNS(ネット交流サービス)上で相次いでいる。1991年のフィリピン・ピナツボ火山の噴火が原因になった日本のコメ大凶作「平成の米騒動」を引き合いに、「令和の米騒動」が起きるかもしれないと不安視する声もあり、懸念が広がっている。
<平成の米騒動って、覚えていますか(略)あの時、初めてタイ米食べたわ 今回はそれ以上の、世界的な気候変動がありそう>
ツイッターに投稿された「平成の米騒動」を引き合いに出すこの投稿は、16日正午現在で1万3000件以上リツイートされている。
この記事では、他にもSNSでのトンガ噴火が冷夏になりかねないとのこと不安の声を紹介していくが、専門家のコメントはない。
しかも、だ。最後に取って付けたかのように影響がないとのSNSのコメントを紹介して終わりなのだ。
一方で、<当時とは気候も栽培環境も違っている。同じ事が起こるとは思えない>、など、大規模な影響を否定する意見もあった。
ついに記事では最後まで専門家のコメントはなかったのである。SNSの声を紹介するだけのもので、まるでまとめサイトのような記事で到底報道機関がする仕事とは思えない。
立派な報道機関ならば、専門家のコメントをどうして入れないのか???それでなくとも、だ。毎日新聞の科学部の記者からコメントをもらったらどうなのか???
アメリカの一流紙「トンガ噴火では冷夏にならない」と指摘!どうして不安を煽りかねないような報道をするの??
ここで、だ。アメリカの一流紙Forbesの記事を紹介しよう!!!!
何と毎日新聞の記事と同日に公開されたForbesの記事は、最新の科学研究の成果を使い、トンガ噴火で冷夏にはならないと大解説したのだ!!
地球観測衛星からの初期のデータは、二酸化硫黄の総排出量がピナツボ大噴火のおよそ1〜2%であり、測定可能な気候への影響を与えるには小さすぎることを示している。
噴火はまだ続く可能性があり、より多くの惑星冷却ガスが放出される可能性があるが、この時点で、地球の継続的な温暖化と海面上昇は衰えることはない。
引用元 Volcanic Eruptions Can Cool The Climate, But Hunga-Tonga Won’t
何と、だ。トンガ大噴火で放出された、寒冷化ガスの二酸化硫黄は、平成の米騒動を引き起こしたピナツボ大噴火のたったの1~2%に過ぎないのである。
これで寒冷化するとは、とても思えない。アメリカの一流紙Forbesも、そのように指摘しているのである。こういうのが報道機関の仕事だ。
どうして毎日新聞は確認しなかったのか???トンガ噴火の二酸化硫黄が大した量でないことは早い段階から指摘されていたのに、だ。
不安の声を多く紹介するのではなく、それを専門知識や専門家で検証するのが新聞の仕事であろう。そして、だ。その結果を紹介し、不安が真実ならば対策を説明するべきなのである。
図らずも同日に公開された我国の大新聞とアメリカ一流紙の記事。我国のはまとめサイトもどきのような記事で、アメリカは最新の科学的知識とデーターで不安を吹き飛ばす記事だった。毎日新聞は猛省するべきであろう。