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高市早苗政調会長「必ず本年度に推薦すべきだ」「金山は江戸時代に独自に発展した産業遺産であり、戦時中とは全く関係がない」




佐渡金山の世界文化遺産推薦が見送られる方向に進んでいる。安倍晋三元総理は「間違っている」「事実に基づく反論が大切」と訴え。自民党外交部会長の佐藤正久議員は「韓国の反発があるから世界遺産に登録しないとかは言語道断」とツイッターに投稿した。ほかにも保守系議員が見送り撤回を求める中、高市早苗政調会長も「必ず本年度に推薦すべきだ」「金山は江戸時代に独自に発展した産業遺産であり、戦時中とは全く関係がない」と強く訴えた。

政府が「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産への推薦を2021年度は見送る方向で検討している中、自民党の高市早苗政調会長は23日、新潟県長岡市での講演会で「必ず本年度に推薦すべきだ」と述べた。歴史問題を背景に韓国が反発していることに対し「金山は江戸時代に独自に発展した産業遺産であり、戦時中とは全く関係がない」と強調した。

国の文化審議会は昨年末、世界遺産にふさわしい価値があるとして、21年度の国内推薦候補に佐渡島の金山を選定した。それに対し韓国政府は、かつて朝鮮半島出身者が過酷な労働に従事させられたとして選定の撤回を要求している。

高市氏は、世界遺産登録を審議する国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の委員国に今後、韓国や中国が立候補する可能性があるとし、歴史論争になれば「来年度以降の推薦はさらに困難になる」と指摘。国内推薦を決めた上で「日本以外の委員20カ国に、積極的に説明していくべきだ」と語った。

講演会は自民党の県参院選挙区第一支部の主催。高市氏はリモートで講演し、会場には約300人が訪れた。

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20220123665919.html

高市氏は衆院予算委員会にて登壇した際にも言及。

世界文化遺産への推薦を必ず今年度行うべきと訴えた高市氏対して林外相は「まだ本年度の推薦をしないと決めたということではない」と述べた。

林外相「文化審議会からの答申を受けまして、佐渡島の金山の世界遺産登録を実現する上で、何が最も効果的かという観点から、政府内で総合的な検討を行っております。韓国への外交的配慮、こういったものを行うことは全くないということでございました。なお、佐渡島の金山に関する韓国側の独自の主張については、日本側としては全く受けられず、韓国側に強く申し入れを行ったところでございます。また、韓国国内において、事実に反する報道が多数なされていることは極めて遺憾であり、引き続き我が国の立場を国際社会に説明してまいりたいと思っております」

自民党・高市政調会長「日本政府としてユネスコ世界遺産委員会に推薦するためには、閣議了解が必要で、推薦期限は2月1日に迫っています。1年に1件しか申請できない貴重な機会ですから、必ず今年度に推薦を行うべきだと考えますが、外務大臣のご見解を伺います」

林外相「政府といたしましては、佐渡島の金山に関する文化庁の文化審議会の答申を受け、この佐渡島の金山の文化遺産としての価値に鑑み、ぜひ登録を実現したいと考えておりまして、現在、文科省および外務省において、総合的な検討を行っているところでございます。政府といたしましては、登録の実現に向けて必要な諸準備を進める中で、様々な事項を考慮しているわけでございますが、そうした考慮要素として、まず他国から疑義が呈される場合に、佐渡島の金山に関わる歴史や事実関係について、証拠をあげて反論を行うために、十分な準備が整っているか検討しているところでございます」

林外相はさらに、「まだ本年度の推薦をしないと決めたということではない」と述べました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1924719e29d61331f04917f4770078c66f3cd72a

外務省が韓国への外交配慮もなく、韓国の主張を遺憾に思っているのならば、なおさら推薦すればいい。この状態で推薦を躊躇しているのなら、なおさら韓国との軋轢を恐れているだけと白状しているようなものだ。







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