外務省関係者「佐渡金山の世界遺産は推薦先送りが合理的」→申請対象は江戸時代なのに??どこに合理性があるの??岸田総理は韓国に忖度する外務省ではなく、安倍元総理や国民の声を聞くべき!!
もはや機能不全と言って良い外務省が、またしても自身の機能不全を晒している。今回のテーマは世界遺産だ。
何と国内推薦候補に決定した佐渡金山のユネスコへの推薦を見送る方針を示しているのだ。その理由がまたもや予想される韓国の反発だというから呆れて物も言えない。岸田総理は、このまま外務省の方針に乗っかってしまうのか??
アフガニスタン情勢、在日米軍の水際対策と昨年から失態続きの外務省。またしても過ちを繰り返すつもりなのか。岸田総理は、外務省ではなく全国民、安倍元総理、他省庁の声を聞くべきだ。
外務省は我国の歴史を否定するの??
世界遺産の国内推薦候補に決定した佐渡金山。地元新潟の人達が尽くしてきた努力は想像に難くない。国内推薦候補になり、後はユネスコへの推薦だと思っていたところに、思わぬ横やりが入った。
文化審議会が世界文化遺産の推薦候補に選定した「佐渡島(さど)の金山」(新潟県)をめぐり、政府内で推薦見送り論が強まっている。韓国政府が選定の撤回を求めており、現段階で推薦しても登録を見通せないためだ。ただ、自民党保守派は速やかな推薦を求めており、2月1日の推薦期限を前に岸田文雄首相は難しい判断を迫られそうだ。
(中略)
韓国は3月に大統領選を控えており、推薦は「過去最悪」と言われる日韓関係を一層複雑化させかねない。外務省関係者は「推薦先送りが合理的。あとは政治判断だ」と語った。
外務省関係者に言わせると「先送りが合理的」。合理的とは何を指して言っているのか皆目見当がつかない。
韓国側からの反発を想定して、今回の佐渡金山については「江戸時代まで」との限定がついているのだ。
何故江戸時代の話にも関わらず、先送りすることが合理的なのか。外務省が弱腰なだけではないのか。
この外務省の弱腰姿勢に対して、安倍元総理が真っ向から正論を述べている。
安倍元総理「論戦を避ける形で登録を申請しないのは間違っている」と大正論!!
メディアから伝わるところによると、外務省が韓国との論戦を避けている姿勢が窺える。外務省の仕事は交渉ではないのか。その論戦を避け、交渉もしないとなれば、外務省の存在意義はどこにあるのかと言わざるを得ない。
こうした外務省の姿勢を受けてか、安倍元総理が正論を述べている。
安倍元首相は「今度の件(佐渡島の金山の推薦)についてはもちろん最終的には岸田首相をはじめ政府が決定をすることであるが、ただ論戦を避ける形で登録を申請しないのは間違っている」と述べた。
その上で、朝鮮半島出身者が強制労働させられたと反発する韓国を念頭に、「ファクトベースで反論していくことが大切だ」と強調した。
(出典 首相官邸)
大正論だ。安倍元総理の言うように、論戦を避ける為の先送りなどふざけている。長年に渡って世界遺産登録を目指してきた新潟県からは「棚上げや先送りはしないでもらいたい」との声が上がっている。(参考)
そして、既に慰安婦問題で積極的な反論しなかったことが今どのような状況を生んでいるのか忘れたのか???
外務省の姿勢に理解を示す国民がいるのか。失態続きの外務省は更に失態を重ねるつもりなのか。
我国の歴史より、韓国との論戦を避けることを優先する外務省に我国の国益を守れるとは全く思わない。
岸田総理は、安倍政権の時、長きに渡って外相を務めてきた。外務省の問題点を把握しているはずだ。この弱腰の省庁を岸田総理に改革してもらいたい。
岸田総理が外務省の改革を実現できなければ、がっかりする国民は多いはずだ。