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【佐渡島の金山推薦】末松文科相「見送り決定承知していない」⇒佐渡市長「”総合的な検討”の中身を明確に」 自民・佐藤外交部長「推薦を目的化してはダメ。文科省は準備不足」




「佐渡島の金山」について、政府は世界文化遺産への推薦を見送る方向で調整していることについて、安倍晋三元首相や高市早苗政調会長などの自民党保守系議員が「誤ったメッセージになる」「論戦を避ける形で登録を申請しないというのは間違っている。ファクトベースで反論を」などの指摘をして、本年度の推薦を強く求めている。

そんな中、末松信介文部科学相は「現時点で推薦見送りを決定した事実を承知していない」と述べた。

 政府が「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産への推薦を2021年度は見送る方向で検討していることについて、末松信介文部科学相は21日の閣議後記者会見で「現時点で推薦見送りを決定した事実を承知していない」と述べた。推薦については「登録を実現する上で何が最も効果的かという観点から総合的な検討を行っている」と、これまでと同様の姿勢を改めて示した。

世界遺産登録を決める国連教育科学文化機関(ユネスコ)との調整を所管する林芳正外相も閣議後記者会見で「登録を実現することが何より重要だ」と語った上で、推薦についてはこれまでと同様に「政府で総合的に検討している」と述べるにとどめた。

一方、木原誠二官房副長官は同日の記者会見で、佐渡金山の世界文化遺産推薦を巡る韓国側の反発に関し「韓国内で事実に反する報道が多数なされており、極めて遺憾だ。引き続きわが国の立場を国際社会に説明していきたい」と述べた。昨年12月28日、在韓国日本大使館公使から韓国外務省に「韓国独自の主張は受け入れられない」と申し入れたことも明らかにした。

自民党の世耕弘成参院幹事長も会見で「海外からクレームを付けられる中身はない」と反論。日本政府が推薦見送りを検討していることに対し「淡々と申請の手続きを進めるべきだ」と訴えた。

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20220121665566.html

末松文科相も林外務相も「政府で総合的に検討」という文言を使用しているが、佐渡市の渡辺竜五市長は「政府で総合的に検討の中身。そこを明確に」と訴えた。

【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「新潟県と佐渡市に対する国からの連絡は一切はございません」

24日、“佐渡島の金山”の国内推薦をめぐり、こう話した佐渡市の渡辺竜五市長。

(中略)

【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「”総合的な検討”の中身。そこを明確にしていただいたうえで、対策をしっかりと策定していくということが大事だと思っている」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0c371a297ddb9109f3eea130955b4e1c043ef1d

佐渡氏は新潟県とともに登録を目指してきただけに、注文を付けたくなるのも頷ける。

これまでは、外務省が韓国に配慮している報道が目立ったが、自民党の佐藤正久外交部長は文科省の登録に向けての準備が不足していると指摘。

また、佐藤氏は「目的は「登録」であり「推薦」はプロセス。推薦を目的化してはダメ」とも指摘。

新潟県や佐渡市が世界文化遺産への登録を目指して準備を重ねてきたが、外務省が及び腰で文科省が準備不足であればまとまらないはずだ。







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