鳩山由紀夫氏、在日米軍の行動制限終了に「対米従属、いい加減にしなさい」と政府を批判
鳩山由紀夫元首相が、在日米軍が実施している外出宣言が31日に終了になることに対して日本政府を批判した。
鳩山氏は外務省が米軍から31日で終了すると連絡があったことに対して「それに対して日本政府は何も言えない。国民の命より米軍の自由を優先する対米従属、いい加減にしなさい」とツイッターに投稿した。
鳩山由紀夫元首相が31日までに自身のツイッターを更新。在日米軍施設や周辺で新型コロナウイルスの大規模な感染が相次いだことに伴い、在日米軍が実施していた軍関係者の外出制限について、外務省が米軍から31日で終了すると連絡があったと発表したことに怒りをあらわにした。
この日、「在日米軍の基地施設外への外出制限がこの31日で終了することになる。そう米軍が決めたからと言う。基地内でのコロナ感染が無くなった訳ではない。28日にも新たに135人が感染しているのにである」とつづった鳩山氏。
「それに対して日本政府は何も言えない。国民の命より米軍の自由を優先する対米従属、いい加減にしなさい」と厳しい筆致で続けていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b2087000bf1db33d745abaad5b1ffa4662f3df1
在日米軍の基地施設外への外出制限がこの31日で終了することになる。そう米軍が決めたからと言う。基地内でのコロナ感染が無くなった訳ではない。28日にも新たに135人が感染しているのにである。それに対して日本政府は何も言えない。国民の命より米軍の自由を優先する対米従属、いい加減にしなさい。
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) January 30, 2022
鳩山氏は「日本政府は何も言えない」と無条件で米軍の外出制限終了を政府が受けいれたかのように投稿しているが、行動制限の終了後も基本的なコロナ対策の徹底とともに、日米合同委員会の下に「検疫・保健分科委員会」を新設し、専門家のもとで感染防止対策の徹底に取り組む。
在沖米軍では28日も前日比55人減の135人の感染が判明した。当初は今月24日までの措置だったが、31日まで1週間延長していた。在日米軍の外出制限終了について、外務省は「国内の感染対策以上の強力な措置を講じてきており、これまでの双方の継続監視で、在日米軍関係者の新規陽性者も減少傾向にある結果として終了するに至ったと受け止めている」とした。
外務省によると、在日米軍は行動制限の終了後も「施設・区域内外でマスク着用義務を継続して徹底し、各施設・区域の周辺自治体が講じている措置に従い、追加的な措置をとる権限も各施設・区域の司令官に付与している」という。
外務省は28日、日米合同委員会の下に「検疫・保健分科委員会」を新設したとも発表した。合同委の下に設置されている検疫部会を改組し、格上げする形で設置した。外務省と在日米軍の政策部局に加え、日米の保健担当者が委員に入る。
外務省は「今後の施設・区域内外で新型コロナウイルス感染防止対策の徹底のため取り組む」とコメントし、検疫・保健分科委員会については「専門的な議論を通じて保健衛生上の課題について対策を講じていく」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e717770078ceeead76ef7b5a916acd9448085e1e
決して無条件ではない。印象操作も甚だしい。いい加減にするのは鳩山氏の方だ。
米軍は1月10日から14日間の行動制限を実施し、さらに1週間延長させた。それに、日本もしくは沖縄県の感染状況が外出制限が出された当時の状況のままなら話は分かるが、今の感染状況で米軍だけを閉じ込めるのは酷な話のように感じる。