在日米軍の水際措置をめぐり、外務省幹部「これ以上は深入りしない」と逃げ切る構え!!いつになったらまともな省庁になるの??
昨年、新型コロナ対策で厳しい水際措置を実施した岸田総理。しかし、その裏でサボタージュしていたのが外務省だ。
外務省が在日米軍への確認・要請を怠ったことで、在日米軍基地での感染者数が増大したのだ。どう考えても、責任の所在は外務省にあるはずだが、外務省幹部は、責任はおろか反省もしないまま、幕引きを図ろうとしている。まあいつものことだが、呆れてものが言えない。
責任を取らないのが外務省の文化なのか。外務省は解体的な見直しが必要であろう。
トーンダウンした林外相!!
岸田総理の水際措置の強化。それに風穴を開けたのはまさかの外務省だった。外務省は在日米軍の水際措置の確認を怠っていたのだ。
しかも、アメリカ側は、検査を免除した段階で我国に連絡をしていたと報じられた。そして林外相は当初、アメリカ側の認識が誤っているとしていたが、今では様子が異なる。
林氏は3日の段階で「(米側の)認識は誤り」と反論していたが、4日の会見で「外務省の取り組みに不十分な点があったことは否定できない」とトーンダウン。外務省は「これ以上は深入りしない」(幹部)と、事実関係を棚上げして幕引きを図る構えだ。
林外相の主張に変化があったことを考えれば、当初、林外相に対して外務省の役人が正確な報告をしていなかったのではないか。
そして何より看過できないのは、外務省の幹部の発言だ。「これ以上深入りしない」とはこれはどう意味なのか全く理解できない。単純に静かに幕引きを図りたいということなのか。
他者間の問題に首を突っ込まないのはわかる。しかし、この問題を引き起こしたのは、外務省に他ならない。自身の問題であるにも関わらず「これ以上深入りしない」とはふざけるにもほどがある。
外務省には当事者意識が明らかに欠けている。当然そのような対応をする外務省に、与党からは辛辣な言葉が出ている。
「ぶざま」とまで言われる外務省の対応!!
何をやっても上手くいかない外務省。失態に失態を重ねる姿は、我国の省庁とは思いたくないレベルだ。
当然、外務省の対応については、与党内でも議論を巻き起こしている。
日米地位協定の規定により米軍基地での検疫は米側に委ねざるを得ず、問題が起きるたびに両国の協議で対処しているのが現状だ。在日米軍は1月末に関係者の外出制限を解除し、基地周辺では懸念も広がる。自民党中堅は相次ぐ連携不足に「ぶざまだ」と吐き捨てるように語った。
自民党の中堅議員が語ったとされる「ぶざまだ」という発言。これを聞いてもなお外務省は、幕引きを図るつもりなのか。責任感や自信が外交を担っているという気概はないのか???
外務省に関する問題であるにも関わらず、「これ以上深入りしない」と言ってしまう幹部。このような自身の問題を真剣に考えることが出来ないところに、国益を考えて行動することが出来るのか甚だ疑問だ。そしてこんな人材を幹部に据え置くのであれば、人事権のある首相官邸も同罪だ。
林外相は、第二次岸田内閣で唯一の新入閣の閣僚だ。林外相には岸田外交の具現化の他にも、何一つとして役に立たない外務省の抜本的な改革をお願いしたい。そして岸田総理もこの改革もしっかりと実施すべきだ。まずは無責任幹部の更迭がだろう。