岸田総理、原油高への対応をサウジアラビア皇太子に要請!!そして追加の対策を萩生田経産相に指示!!ガソリン減税もやるべき!!
岸田総理が英断を下した価格抑制策。しかし、補助金の限度に近づきつつあり、更なる対策が求められている。
岸田総理は、産油国のサウジアラビア皇太子と電話会談を実施。この場で岸田総理は、原油市場の安定に向けた連携を呼びかけた。
国際的な連携で、原油価格の高騰に歯止めをかけようとする岸田総理。その一方で国内に目を向けると萩生田経産相に追加の対策を指示していた。
内外で打てる手は全て打とうとする岸田総理。国民の生活を守る為にも対策に期待だ。
サウジアラビア皇太子に連携を訴える!!
岸田総理が総理就任以降、初めてサウジアラビアの皇太子と電話会談を実施した。20分に渡って行われた電話会談では、岸田総理が原油市場の安定の為の連携を訴えた。
この中で岸田総理大臣は、原油価格の高騰を踏まえ「国際原油市場の安定に向けて、産油国による会合『OPECプラス』で主導的な役割を担うサウジアラビアと連携したい」と呼びかけました。
これに対し、ムハンマド皇太子は「国際原油市場の安定に向け、サウジアラビアとして貢献していく。エネルギー分野にとどまらず、幅広い分野で二国間の協力を一層進展させたい」と応じました。
岸田総理からの呼びかけにサウジアラビア皇太子も前向きな返答をしている。岸田総理はサウジアラビアの産業の多角化等を支援する考えも示している。
安倍元総理の下で、関係がより一層深化した日印関係、日英関係、日豪関係のように、岸田総理の手で我国とサウジアラビアの関係を深化させてもらいたい。
サウジアラビアの原油市場での役割に期待する岸田総理。もちろん、国内では次なる対策の検討を指示している。
岸田総理、萩生田経産相に追加対策の検討を指示!!
産油国との連携を強めようとする岸田総理。国内に目を向けると萩生田経産相に新たな指示を出している。
萩生田光一経済産業相は8日の閣議後記者会見で、ガソリンや灯油など燃油価格の高騰を受け、岸田文雄首相から追加対策の検討の指示を受けたと明らかにした。政府は近く関係閣僚会合で追加対策を協議する方向で、与野党からは1リットル当たり5円としている現行の補助上限の引き上げや、ガソリン税の軽減を求める声が出ている。
岸田氏は同日の閣僚懇談会で指示した。萩生田氏は会見で「原油高騰がどの程度長期化するのかを見極めながら、何が効果的な対策か不断の検討をする」と述べた。補助上限の引き上げについては「現時点で考えていない」と改めて否定した。
(出典 経済産業省)
萩生田経産相は、現在、石油元売り会社に対して支給されている補助金の効果を検証した上で、効果的な対策を検討する。
補助金を支給する価格抑制策の上限は5円だ。早ければ10日にも達するという指摘も出ている。(参考)
国民生活に影響を及ぼす原油高。影響が長引けば、岸田総理が掲げる「成長と分配の好循環」にも負の影響を及ぼしかねない。萩生田経産相には早期に現行の価格抑制策の効果を検証してもらい、ガソリン減税のように更なる効果的な対策を打ち出してもらいたい。
(出典 首相官邸)