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「共産外し」猛反発の共産党に立憲民主党が謝罪・撤回⇒国民民主党「謝るのなら最初からやらなければいい」日本維新の会「お家芸の『ブーメラン』が突き刺さった」




立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」の野党4党派による「共産外し」の枠組みが一日で瓦解した。

「共産外し」については共産党の小池晃書記局長が「そういう扱いをすれば野党の立場は根本から問われる」と不快感を示し反発していた。こういった共産党からの猛反発により、立憲民主党は共産とれいわ新選組に謝罪。今後の開催について「今は考えていない」と事実上撤回の形となった。

これには国民民主党と日本維新の会も呆れるしかなかった。国民民主幹部は「謝るのなら最初からやらなければいい」と語り、日本維新の会関係者は小川淳也政調会長が岸田政権を「朝令暮改」と批判していたことを念頭に「お家芸の『ブーメラン』が突き刺さった」と皮肉った。

立憲民主党が主導した野党国対委員長代理級の会合が一夜にして暗礁に乗り上げた。日本維新の会や国民民主党などとの枠組みをめぐり、「排除」された共産党から猛反発を受けて謝罪・撤回に追い込まれた。維新や国民民主などからは立民の「朝令暮改」を揶揄(やゆ)する声が続出。夏の参院選での共闘を模索する共産の不信感も払拭されてはおらず、野党第一党の権威が揺らいでいる。

立民の馬淵澄夫国対委員長は15日、国会内で記者団に「配慮を欠いた行動で、迷惑、不快な思いをさせたと感じた」と述べ、共産とれいわ新選組に謝罪したことを明らかにした。

問題となったのは14日に初めて開催された立民、維新、国民民主、無所属議員の会派「有志の会」の国対委員長代理級による非公式の情報交換会だ。出席者は定期的に会合を開く方針で一致したが、外される形となった共産が反発。馬淵氏は今後の開催について「今は考えていない」と述べ、各党との個別協議に戻すと説明した。

立民側には国会審議が与党ペースで進む中、共産と距離を置く維新や国民民主との連携を強めたいとの思惑があった。一方、参院選では32ある改選1人区で共産を含む野党候補の一本化が不可欠。今回のドタバタ劇は多方面への配慮を欠かせないという立民の立場の弱さが露呈した形だ。立民幹部は「会合は非公式な上、共産とも個別に協議の場を設けたので理解を得られると考えた。ミスだった」と振り返った。

ただ、見通しの甘さは野党第一党の信頼を低下させている。国民民主幹部は「謝るのなら最初からやらなければいい。『代理級なら大丈夫だろう』と高をくくったら、予想以上に怒ってしまい、『やっぱりやめます』という話だろう」とあきれた様子で語った。維新関係者は、立民が岸田文雄政権を「朝令暮改」(小川淳也政調会長)と批判していたことを念頭に「お家芸の『ブーメラン』が突き刺さった」と皮肉った。

一方、共産の穀田恵二国対委員長は15日の記者会見で、立民の謝罪を受け入れたと明らかにした。ただ、志位和夫委員長はツイッターで、先の衆院選では立民、共産、れいわ、社民党が協力したと指摘。「国会における共闘も、この4野党の枠組みを大切にして構築することが、筋というものではないか」と立民側に軌道修正を求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5259c8490a4285979d6aface1374f27ccd358bb7

産経新聞は「野党第一党の権威が揺らいでいる」「見通しの甘さは野党第一党の信頼を低下させている」と、一応は野党第一党の立憲民主党を立てているが、ネット上では「立民に権威や信頼なんてあったか?」といった意見が多く見られた。

国民民主党や日本維新の会が呆れるのも無理ない。フラフラとどうしたいのか定まらない立憲民主党を相手にするだけ無駄と感じたのではないか。

いっそのこと、野党もひとつにまとまろうとせず「国民、維新、有志の会」と「立民、共産、れいわ、社民で」野党派閥を分ければいい。

もともと、有権者も主義主張が異なる野党共闘に疑問を持っていたから丁度いい機会ではないだろうか。







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