狙いは印象操作??メディア「岸田総理は説明責任を果たしていない!」 → ぶら下がり会見を60回以上、長い時は30分以上もやっていますよ!!
岸田総理が蔓延防止等重点措置の延長を決定したことで、記者会見を開催した。記者会見では岸田総理の丁寧な説明が目立ったが、メディアの視点は異なる。
記者会見前、岸田総理は説明責任を果たしていないとメディアからの批判が集中した。その理由は記者会見を開いていないことが理由のようだ。だが岸田総理が説明責任を蔑ろにしていたとの批判は的外れだ。
岸田総理は、ぶら下がり取材に対応し、これまで60回以上、そして長い時には30分近くもぶら下がり取材を受けてきたのだ。
メディアは岸田総理の印象操作を狙っているのか??
説明責任を果たしていないと騒いだメディア!!
総理大臣が説明責任を果たす形は、記者会見だけではない。国会審議を通じても十分説明責任を果たすことは可能だ。
記者会見の開催にメディアは固執したいのか、今月上旬には次のような批判が飛び出した。
岸田文雄首相の記者会見が1カ月間途絶えている。
新型コロナウイルスの感染拡大時に安倍晋三元首相と菅義偉前首相が頻繁に会見していたことを考えれば、過去最大の感染第6波が続く中でのこの空白は異例。「丁寧な説明」を誓った就任時の言葉に疑問符が付きかねない状況だ。
(中略)
感染拡大時には月に3~4回会見することもあった安倍、菅両氏とは対照的だ。
記者会見を開催しない=説明責任を果たしないとは何ともわかりやすい物言いに見える。そして安倍元総理、菅前総理と比較しているが、両者との比較に意味があるのか。両者の際には緊急事態宣言の発出があった。
しかも、だ。安倍元総理に対し、ぶら下がりをやらないだなんだと批判していた癖に、今になって何を言っているのか???
岸田総理はまだ一度も緊急事態宣言を発出していない。それにも関わらず安倍元総理と菅前総理と比較するのは乱暴だ。
そして記者会見を開いていないことを問われた岸田総理がわかりやすく説明している。
ぶら下がり取材を60回以上、長い時には30分近くも受けていた岸田総理!!
17日に開催された岸田総理の記者会見。その場で「感染状況が悪化する中で情報発信しなかったのは問題ではないか」と問いが記者から飛び出した。
それに対しての岸田総理の回答が次のものだ。
「そして2点目、会見の件ですが、こうした記者会見についてはご指摘のようにしばらく時間が開いたということかと思いますが、私も今週に入りまして、昨日もおとといもぶら下がり会見という形で発信をさせていただき、長い日には30分近くにもわたってさまざまな質問を受けさせていただいてきました」
「政権が発足してから数えますとぶら下がり会見は60回以上に及んでいると思います。会見の形は違うのかもしれませんが、さまざまな形を通じて発信を続けるということは大事であると思い、そうしたら努力を続けているところです。発信の形については、いろんなご意見もあるようですので、そういった意見もしっかり承りながら、適切な発信の状況については、考えていきたいと思っています」
(出典 首相官邸)
説明責任を果たしていないとメディアは指摘するが、岸田総理が丁寧にぶら下がり取材を受けていることを報道するメディアは皆無だ。
総理就任以降60回以上、そして長い日には30分近くもぶら下がり取材を受けていた岸田総理を「説明責任を果たしてない」と批判するのは印象操作以外の何物でもない。であれば、ぶら下がり取材は必要ないのでやめた方が良いと批判されてはどうか?
政権を批判するのは野党と同様にメディアの役割の1つだ。だが、印象操作を図るような批判がして良いわけがない。
まともなメディアが我国にないのは嘆かわしい限りだ。