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ロシアに対する非難決議、全会一致ならず 音喜多議員「全会一致でメッセージを出せなかったことは極めて残念」米山議員「おかしな論理」「残念です」




ウクライナへの侵略行為をめぐり、ロシアに対する非難決議案が衆院本会議で与野党の賛成多数で可決した。れいわ新選組が反対したため、全会一致にならなかった。非常に残念なことだ。

 衆院は1日の本会議で、ロシアによるウクライナ侵攻を「最も強い言葉で非難する」とした決議を、れいわ新選組を除く与野党の賛成多数で可決した。即時の攻撃停止と部隊撤収をロシアに求めた。

決議は、ロシアの行動を「侵略」と位置づけ、「ウクライナの主権と領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反だ」と批判した。「日本が位置するアジアを含む国際社会秩序の根幹を揺るがしかねない」との認識を示した。

日本政府に対しては、ウクライナ在住の邦人の安全確保に全力を尽くすことと、制裁を含めた「厳格な対応」を求めた。

決議は衆院の山口俊一・議院運営委員長(自民党)ら超党派の議員が提出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/78871a5fc52d799e7effd6c780907f9592659e28

全会一致にならなかったことを岸防衛相などがツイートで報告。

れいわが反対した理由は以下の通りのようだ。

れいわ新選組は、3月1日に衆議院本会議において予定されているウクライナ侵略を非難する決議に反対する。

無辜の人々の命を奪い、とりわけ子どもや障害者など弱い立場にある人々を真っ先に犠牲するのが軍事力の行使・戦争である。

れいわ新選組は、
ロシア軍による侵略を最も強い言葉で非難し、
即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める立場である。

ではなぜ決議に反対するのか。

今、日本の国会として、
一刻も早く異常な事態を終わらせようという具体性を伴った決議でなければ、
また、言葉だけのやってる感を演出する決議になってしまう。

では、明日決議される内容に加えて、今、国会として強く政府に求めるならば、
何を決議するべきか。

・ウクライナ国民への人道支援のさらなる拡大と継続、及び戦火を逃れ避難する人々を難民として受け入れ
・プーチン大統領による核兵器の使用を示唆する発言と行動に、唯一の被爆国である日本の総理として強く撤回を求める
・今回の惨事を生み出したのはロシアの暴走、という一点張りではなく、
米欧主要国がソ連邦崩壊時の約束であるNATO東方拡大せず、を反故にしてきたことなどに目を向け、この戦争を終わらせるための真摯な外交的努力を行う
・国内においては、この戦争によって原油高などの物価上昇により
生活や事業が圧迫される状況に対して、
消費税減税、ガソリン税0%、一律給付金などで
日本国内に生きる人々を守る
以上のようなことを、政府に求めることが必要な場面ではないだろうか。

形式だけの決議は必要ない、意味がない。

戦争を止めるために、人々の命を守るために、
影響を受ける国内の生活者、事業者を守るために、
立法府として行政府に本気で何を求めるか、
が必要な局面ではないのだろうか。

れいわ新選組としては引き続き、日本政府に具体的な行動を求めていく。

https://reiwa-shinsengumi.com/comment/11439/

れいわの高井たかし前衆議院議員も以下のように投稿。

米山隆一議員も「おかしな論理」「残念です」と投稿。

松本ときひろ品川区議は全会一致の意義を訴える。

これが重要。なぜ岸防衛相らが全会一致にならなかったことをわざわざツイートしたのかというと、全会一致と賛成多数ではメッセージとしての効力が格段に違ってくる。

ホームページで何を言おうが、全会一致にならないということは、国際的にも日本の政治家の中にロシア肯定派が存在すると受け取られかねない。

米山議員が「難民受け入れ等は、決議と両立し、決議に反対する理由になりません」と述べているが、その通りだ。







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