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大不思議!静岡県の川勝平太知事、2017年に静岡市の人口減で厳しい姿勢を示す → 2022年、まさかの35年ぶりに静岡県人口が360万人を下回る!!

全国的に見ても静岡県の川勝平太知事ほど話題を振りまく知事はいないであろう。その川勝知事にまたしてもその言動と矛盾とも思える事態が起きている。

今回、静岡県の人口が35年ぶりに360万人を下回ったことが報道された。静岡県だけではなく、どこの地方自治体も人口減少問題への対応は喫緊の課題だ。川勝知事も当然人口減少問題への対策に取り組んできたはずだ。

その川勝知事は、静岡市の人口減少が判明した2017年には静岡市に対して厳しい姿勢を示していた。しかしご自分が県知事の静岡県の人口減少について「統計学的に確実」と発言。

川勝知事、発言に一貫性を持たれた方が良いのでは??

川勝知事、静岡市の人口減少を厳しく糾弾していた過去!!

静岡県は静岡市が政令指定都市と言うこともあり、県と市の間で時折いざこざが起きている。その静岡市での人口減少が明らかになった2017年には川勝知事は厳しく静岡市を糾弾していたのである!

静岡市の1日現在の推計人口が70万人を割り込んだことについて、静岡県の川勝平太知事は11日の定例会見で、「政令指定都市の実質的な要件になっている70万人を切ったのは問題だ。静岡市は『人口は増える』と言っていたが、裏切られた。政令市のあり方を改めて考えるきっかけになればいい」と述べた。

川勝知事は、就職や進学で若者が首都圏などに流出する3〜4月期の人口減少には理解を示しつつも、同市では清水区や中山間地の人口減少割合が大きく、地域格差がある点を問題視。「清水区への行政の対応に危機感を抱く必要がある。(人口減少対策を盛り込んだ市の)総合計画もやり直す必要がある」と指摘した。

引用元 川勝平太・静岡県知事「静岡市は『人口は増える』といったが、裏切られた」 推計人口70万人割れに

「裏切られた」「政令市の在り方を考える」と言った具合に、川勝知事は静岡市に対して厳しい姿勢を示した。

当然、人口減少問題厳しい姿勢を示したのだから、川勝知事は人口減少対策を静岡県政としてしっかりやっているものと思われた。しかし、報道されたのは人口増加ではなかった。

35年ぶりに360万人を下回った静岡県の人口!!

静岡市に対して厳しい姿勢を示した川勝知事だが、その人口減少問題が自身にも降りかかった。

2月1日時点の静岡県の推計人口が、先月と比べて3400人あまり減り、35年ぶりに360万人を下回ったことがわかりました。

県によりますと、今月1日時点の推計人口は359万6643人で先月と比べて3412人減りました。前の月を下回るのは21カ月連続と人口減少が加速していて、360万人を下回るのは1986年の11月以来およそ35年ぶりです。
(中略)
川勝平太知事:「(人口が)減っていくというのは統計学的に確実。ただ減り方に変化が出てきた。人口増大のためというよりも、将来幸せに皆が暮らせるようにという気持ちを持って人口対策をやってきている」

引用元 静岡県の人口360万人を下回る 川勝知事「将来幸せに暮らせるような対策を」 自然減少が主な要因か

川勝知事は、自身が2017年に静岡市に向けて発した言葉を忘れたのか。平然と「統計学的に確実」と述べた。

静岡市に対して厳しい姿勢を示した2017年とは異なり、随分異なる。甘いように思えてしまう。

川勝知事の失言は繰り返されているが、これ以上繰り返さないようにして欲しい物だ。
そしてこうした県知事で良いのか、静岡県民の良識ある判断を期待したい。

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