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鳩山由紀夫元首相「原発は戦争になれば狙われやすい施設」「友愛精神で戦争をなくすと共に原発は日本のみならず世界から無くさなければならない」 原発への攻撃は国際法で禁じられた行為ですよ




「親露派住民を『テロリストだから絶対に会わない』として虐殺までしてきたことを悔い改めるべきだ」とツイッターに投稿して批判が殺到した鳩山由紀夫元首相だが、「原発は戦争になれば狙われやすい施設だと言うことだ。友愛精神で戦争をなくすと共に原発は日本のみならず世界から無くさなければならない」とツイッターに投稿したことがまだも話題になった。

 鳩山由紀夫元首相が7日までに自身のツイッターを更新。ロシアのウクライナ侵攻について言及した。

この日までに「ロシア軍がウクライナの原発を砲撃し制圧したという。とても許される行為ではない。プーチンは一刻も早く戦争行為を止めるべきだ」とつづった鳩山氏。

「これで明らかになったことは、原発は戦争になれば狙われやすい施設だと言うことだ。友愛精神で戦争をなくすと共に原発は日本のみならず世界から無くさなければならない」と続けていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/55af044c1a817fec483d3f055cc9d51168a94963

元国会議員の発言ならそれほど問題視することではないが、元首相の発言となればそうはいかない。鳩山氏は原発をめぐりEUに書簡を送った元首相5人のひとりだ。

鳩山氏は「戦争になれば原発が狙われやすい施設」と述べているが、有事であっても原発に対する攻撃は、国際法で禁じられた危険行為だ。原発攻撃による被害を懸念しているのならば、鳩山氏は「ロシア軍がウクライナの原発を砲撃し制圧したという。とても許される行為ではない。プーチンは一刻も早く戦争行為を止めるべきだ」にとどめるべきだった。

また、記事では鳩山氏の主張だけが書かれているが、「国際法では原発の攻撃は禁止されている」まで書かなければ、この記事を見た人の中で、鳩山氏の主張に対して「そうかもしれない」と思う人が出てくる可能性もある。

いずれにしても戦争を想定して原発をなくすという発想はいただけない。戦争が起きないように安全保障を強化して防衛強化や外交努力をしていることは元首相なら理解しているはずだと思うのだが。それに、原発や化石燃料発電をなくせば代替えエネルギーはどうするのか。再エネで十分と言う妄想はいいから、科学的根拠に基づいて説明してほしい。

鳩山氏の今回の投稿は明らかに印象操作だ。本人が意識して行ったかどうかは不明だが。

それにしても「友愛精神で戦争をなくす」などとお花畑に居るような人物が、短命であっても日本の総理大臣をしていたというのだから今更ながら恐ろしい話だ。







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