緊急時にまたしても外務省の不手際?駐日ウクライナ大使が面会を求めるも1か月も実現せず!
林外相がウクライナ大使と面会を行った。駐日ウクライナ大使を務めるコルスンスキー氏は林外相との面会に「迅速に対応して頂いた」とコメントを残した。
しかし、だ。何と一部報道によれば、コルスンスキー大使が面会を求めてから1か月も空白の期間があったと言うのだ。
コルスンスキー氏は連絡の技術的な問題と述べているが、外務省はこの不手際をどのように思っているのか。
不手際があったら改善するのが当然だ。アフガニスタンの件もそうだが、第三者委員会を立ち上げるべきではないのか???
我国が国際社会でリーダーシップをとる為にも、外務省改革は急務だ。
外務省の怠慢・不手際、我国の外交の最大の弱点は外務省!
林外相がウクライナのコルスンスキー駐日大使と面会を行った。世界がロシアによるウクライナ侵攻に震撼していることを考えれば、この時期の面会は明らかに遅い。
この面会をめぐってはコルスンスキー大使が1か月前から面会を求めていたことが国民民主党の指摘で判明した。
国民民主党 川合孝典参院議員
「コルスンスキー大使は、林外務大臣に対して、ロシアからウクライナ侵攻の予兆ともいうべき状況がかなり早い時期から見られていたということで説明を希望して、既に1か月も前に面会を外務省に求めたが、いまだ林外務大臣と面会ができていない。私自身、外務省のほうに確認をさせていただきましたところ、事実関係としては確かにそうであるという回答を外務省から頂戴しております」
中略
林外相
「先ほどのお尋ねでございますが、私自身は大使からの面会要望っていうのは承知をしてなかったということは申し上げておきたいと思います」
(出典 外務省)
外務省はなぜコルスンスキー大使と林外相との面会を設定しなかったのか。コルスンスキー大使は1か月面会ができなかったことについて次のように述べている。
「結局のところ、私たちの大使館と外務省の間には技術レベルでの誤解がありました。外務省は、第二次世界大戦以来最大の安全保障危機に関連する二国間および多国間問題に全面的に取り組んでいます。極度のプレッシャーが私たち全員にかかっています」と、あらたなメッセージを発信しました。
(コルスンスキー大使 出典 Wikipedia)
コルスンスキー大使は、だ。当初は鈴木外務副大臣を批判しており、その後、撤回し、大使館と外務省との間で技術レベルの誤解があったと言うことで落着したのである。
岸田総理は「核兵器のない世界」の実現に向けて国際社会でリーダーシップとる。その岸田外交の足かせに外務省がなっているということである。
大使館との連絡で技術レベルの問題とは一体なにを指すのか。「1か月も面談できない状態」はなぜ生じたのか。こんなの民間企業であれば即クビだろう。事実関係を外務省は明らかにすべきだ。もしも中国が台湾侵略をした際に、だ。台湾の駐日代表が我国の外務省幹部に一か月も面談できないような事態が起きたらどうするのか???
改善を望みたいが、改善する可能性は低いだろう。岸田総理にも是非外務省の改革には積極的になっていただきたいものだ。