大英断!岸田政権、子宮頸がんワクチンの定期接種化を大決定!!自治体の活動の活発化!!9年間の停滞から再開へ!!
新型コロナの感染拡大によって注目を集めるワクチン。有効性が認められながらも遅々として進まなかったワクチンがある。それが子宮頸がんワクチンだ。
この子宮頸がんワクチンは、世界保健機関が接種の推進をしており、多くの先進国が公的接種として行っている。
我国では2013年4月から定期接種が開始されたが同年6月には積極的な接種呼びかけが中止されていた。この子宮頸がんワクチンについて厚生労働省の専門家部会は、定期接種の方針を了承したのだ。
定期接種を確実にする為、岸田政権には供給量の確保を強く求めたい。
厚生労働省の専門家部会が定期接種の方針を了承!!
厚生労働省の専門家部会で、長らく止まっていたワクチンがついに動いた。それが子宮頸がんワクチンだ。
子宮頸がんワクチンの定期接種化に向けての方針を専門家部会が了承したのだ。
4日の厚労省の専門家部会では、子宮けいがんワクチンについて議論され、「9価ワクチン」を定期接種化する方針が了承されました。
子宮けいがんを引き起こす原因、ヒトパピローマウイルスには多くの型があり、何個の型を予防できるかでワクチンの種類が決まりますが、現在、定期接種として対象者が無料で接種できるのは、2つの型を防ぐ「2価」と、4つの型を防ぐ「4価」です。
今回、定期接種化の方針が決まった「9価ワクチン」は、9つの型のウイルスに対応するため、子宮けいがんの発症を8割から9割防ぐとされ、「2価」や「4価」のワクチンよりも高い効果が報告されています。
(出典 厚生労働省)
専門家部会が決めた定期接種化の方針。今後はより具体的な量や間隔等の議論が行われていく予定だ。
このワクチン接種の定期化については日本医師会も歓迎の意向を示している。その中で、「世界的な低下に反して子宮頸がんの発生率・死亡率が高まっているわが国の現状を踏まえ、その最大の予防手段であるHPV ワクチン接種のキャッチアップも含めた早期完全実施が求められる」(参考)と我国の課題も指摘している。
政府から新たな方針が示されたのと時を同じくして自治体も接種呼びかけを活発化させている。
地方自治体も子宮頸がんワクチンの接種を呼びかけへ!!
政府が今までの方針を転換したのと同時に、地方自治体では積極的な接種の呼びかけを再開に向けて準備しているところがある。
兵庫県三田市は、子宮頸(けい)がんを予防するワクチンの接種を進める。厚生労働省はこれまで積極的な接種の呼び掛けを中止していたが、4月から8年ぶりに再開する。国の方針に基づき、中止期間中に接種機会を逃した女性も救済措置が設けられ、無料で受けられる。三田市は接種を逃した女性が最大で5200人ほどいると見込んでいる。
この兵庫県三田市の他にも、栃木県鹿沼市等が呼びかけを行う方向で調整を進めている。
このワクチンの接種によって発症リスクが最大で87%減少しているとの研究がイギリスから報告されている。(参考)
我国では2013年6月以降止まっていたワクチン接種を約9年ぶりに再開させる大英断を下した岸田政権。
世界と比較して、子宮頸がん発生率・死亡率が高いとされる我国の現状を打破する為に、岸田政権には安定的な9価ワクチンの確保の為に全力をあげてもらいたい。