断固!岸田総理、原発の警備体制の大強化へ!!福井県はより一層の警備体制を要望中!!
ロシアによるウクライナ侵攻で、我国も他人事ではない事態が発生した。それが原発への攻撃だ。
岸田総理がロシアのウクライナ侵攻で原発が標的にされたことを受けて、原発の警備体制を強化する方針を示した。岸田総理は福井県の事例を参考に、それを全国的に展開することを検討するとのことだが、その福井県は原発の警備に対してより一層厳しいものを岸防衛相に要望している。
岸田総理には原発立地自治体が安心できる警備体制を構築してもらいたい。
岸田総理が示した原発の警備大強化!!
ロシアのウクライナ侵攻で、驚きをもって報道されたロシア軍によるウクライナ国内の原発への攻撃だった。
原発が攻撃されたとあっては、多くの原発を抱える我国も対策を検討しなくてはならない。岸田総理は、参議院予算委員会の集中審議で原発の警備に専門部隊を設置する議論を開始する姿勢を示した。
参院予算委員会は14日午前、岸田文雄首相と関係閣僚が出席し、4回目の集中審議を行った。ロシアがウクライナ侵攻で原発を攻撃したことに関連し、首相は国内の原発に警察の専従警備部隊を設置する議論を政府内で始める考えを示した。立憲民主党の福山哲郎前幹事長への答弁。
首相は「原発の安全に対して国民の関心が高まっている。(専従部隊を置く)福井の取り組みを横展開できないか検証した上で、議論を展開するよう考えたい」と述べた。
(出典 首相官邸)
多くの原発を抱える福井県では、福井県警に原発の警備に専従する部隊が設置されている。この部隊を全国的に展開する議論が政府内で開始されるというのだ。
立憲民主党の福山幹事長の質問に答える形となったが、この原発警備についての質問だが、重要な地元の声が欠如しているのだ。
地元の声の反映は不都合だった???
福山前幹事長の建設的な議論は歓迎すべきことだ。しかし、だ。質問で重要な視点が欠如している。それが、福井県が出した要望だ。
福井県は岸防衛相に対して次のような要望をしたと報じられている。
ロシア軍がウクライナのザポロジエ原子力発電所を攻撃したことを受け、原発が立地する福井県の杉本達治知事が8日、岸信夫防衛相を訪問し、迎撃態勢や自衛隊配備を求める要請書を提出した。
要請書は、
全国最多の15基の原発が立地する福井県では「地域住民が今回の武力攻撃で大きな不安を抱いている」と主張した。自衛隊による迎撃態勢に万全を期すことや、原発が集中立地する嶺南地域への自衛隊配備を実現することなどを求めている。
杉本氏は岸氏に「来年夏には7基動く態勢になってくる中で、今回の事態を大変地元としては憂慮している」と述べた。
(出典 杉本福井県知事公式TWITTER)
福井県は自衛隊による警備を求めているのだ。この要望は福山前幹事長が質疑に立つ前の8日に出されている。
なぜ「福井県から自衛隊配備の要望が出ている、原発警備に自衛隊配備は?」と質問しなかったのか。いつもの立憲民主党なら地元からの要望を率先して取り上げていたはずだ。
岸田総理が原発の警備体制を強化することは間違いない。その強化に際して、原発を抱える福井県からの要望は傾聴に値する。
岸田総理には、福井県が要望しているように、自衛隊の配備も含め検討してもらいたい。地元の声を反映し、住民の安全安心に資するものにしてもらいたい。