ロシア、対ロ制裁の報復を検討「長年かけて築かれてきた両国間の協力関係を破壊している」「日本社会で反ロシアのヒステリーを高めている」 露下院副議長「ロシアは北海道に対する権利を有する」などと言い出す
ウクライナ侵攻に対するロシアへの制裁を実行している日本に対して、ロシアが「長年かけて築かれてきた両国間の協力関係を破壊している」と不満を述べ対ロ制裁への報復を検討していることが報じられた。
ロシア外務省のザハロワ情報局長は６日の定例会見で、日本の反露的行動に対抗措置を取るべく内容を検討していると述べた。ウクライナ侵攻を受けた日本の対露制裁への報復を指しているとみられるが、内容は明らかにしなかった。
ザハロワ氏はまた、日本の現政権は「長年かけて築かれてきた両国間の協力関係を破壊している」とも述べ、ウクライナに侵攻したロシアを批判する岸田文雄政権の対応に強い不満を示した。
ザハロワ氏は、岸田政権が「日本社会で反ロシアのヒステリーを高めている」と指摘。「海外からの指示に従順に従っている」とも述べ、欧米の制裁に同調する日本側の対応をやゆした。
ロシア外務省は３月、日本が対露制裁に加わったことに反発し、北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表。北方領土へのビザなし交流停止や北方四島での共同経済活動からも撤退すると表明した。
こんな脅しに屈しないよう、他国と連携して制裁を継続するよう願いたい。ロシアが日本に報復する力がまだ残っているか疑問だが、怖いとすれば勝手な領土主張と軍事侵攻だ。
ロシアの国家下院副議長がこんなことを言い出した。
REGNUM どの国も、望むなら、領土主張を提起することができ、ロシアは北海道に対する権利を有する。IA REGNUMの特派員が4月4日に報告したように、これはSRZPの指導者、セルゲイ・ミロノフ国家下院副議長によって述べられた。
※機械翻訳
ロシアが北海道を主張しだすかもしれないなどとネットの一部でささやかれていたが、実際に言及する人物がいた。ウクライナ情勢は対岸の火事ではないという懸念も出鱈目ではなかったという事だ。
まだ下院副議長の発言にとどまっているが、今後ロシアがどのようなことを言い出すか政府は警戒しなくてはいけない。同時に絶対に日和ることだけはないように願いたい。