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自民・細野氏「亀の甲羅は身を守るが敵の手出しを止めることはできない。ヤマアラシの針は敵の手出しを躊躇させる」を引用し「我々はせめてヤマアラシの針を持つべき」




自民党の細野豪志議員が日本の安全保障を亀の甲羅とハリネズミの針にたとえた投稿をした。

これは昭和の時代の「ハリネズミ防衛論」で、Wikipediaにはこうある。

ハリネズミ防衛論とは、日本の安全保障のあり方を示すものとして1970年代(昭和50年代)頃の日本の防衛庁で使われていた用語。

概要
動物のハリネズミは、普段は人や動物に積極的に危害を与える存在ではないが、肉食獣などの外敵に襲われると身体を丸めて体表にある「針」を広げ、大きな音を出して外敵から自分の身を守るという性質がある。それになぞらえて、日本の防衛の在り方を語る際に、自己防衛にのみ武器を使い、他国を先制攻撃することは無いという理論としての位置付けで使用されていた。

引用元 ハリネズミ防衛論

こちらからは手を出さないが、攻撃すれば痛い目を見るというのがハリネズミ防衛論。

理想を言えば亀の甲羅とヤマアラシの針の両方を持つことではないだろうか。各国と安全保障上の連携を深めつつ防衛力の強化を図るのが亀の甲羅であるならば、敵基地攻撃能力などはハリネズミの針だと思う。

現政府はそれに近づけようと外交を重ね、防衛費を増額し、敵基地攻撃能力の保有の議論を行っている。

ちなみに、核保有国の核もハリネズミの針のひとつだと思う。

こうやって議員一人一人が危機感を持って国防を語ることは良い傾向だ。







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