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またしても外務省がやらかした?!自衛隊機派遣をめぐり手続きが滞っていることを認める。人員増やすより根本的な改革が必要なのでは???

岸田総理、岸防衛相のリーダーシップによって進められている我国のウクライナへの支援。国連難民高等弁務官事務所からの要請で支援物資を輸送する為に、自衛隊機の派遣する方針が決まっていた。

だが、インドが受け入れを拒否したということで、自衛隊機の派遣が先送りされる事態になってしまった。

この事態に外務省が手続きが滞っていることを認めている。今までの外務省の仕事っぷりをみれば、インドがどうのこうのというより、外務省に問題があるのではないのか。

外務省の人員を増やすという報道があったが、人員を増やすより、使える省庁にする為の改革の方が先ではないのか。

受け入れ拒否??手続き遅延??

我国の国際協力で大きな役割を果たしているのが自衛隊だ。今回は国連難民高等弁務官事務所からの要請でウクライナの隣国に支援物資を輸送する計画があった。

しかし、だ。自衛隊機の派遣が先送りになってしまった。

日本政府は実施計画を近く閣議決定する予定だったが、自民党の高市政調会長が21日午前、実施計画を審査するはずだった党会合で「物資の積み込み地であるインドから自衛隊機の受け入れを拒否されたという事態が発生した。明らかに政府の根回し不足だ」と述べた。外務省関係者も、インドとは明示しなかったが、関係国との間で必要な手続きが滞っていることを認めた。


(出典 航空自衛隊)

引用元 支援物資輸送の自衛隊機派遣先送り 高市氏「インドが受け入れ拒否」

この報道では、インドから受け入れ拒否されたという自民党幹部の発言がある一方で、外務省関係者が「手続きが滞っている」ことを認めている。

インドのモディ首相とは、先月、岸田総理が首脳会談を開催しており、そこで人道支援について「連携して取り組んでいくことで一致」したと外務省はプレスリリースを出している。(参考

日印首脳会談での一致したことを考えれば、インドが受け入れ拒否したというのは筋が通らない。しかも、国連難民高等弁務官事務所からの要請に基づく物資輸送なら尚更だ。

外務省はまたしても失態を犯したのではないか。外交ということもあり、外務省は省にとって不都合なことは隠し通してきたが、アフガニスタン情勢急変、在日米軍との連携不足、国籍保有者の政府専用機搭乗拒否等、ここ1年の失態は山ほどある。

そのような失態について、外務省が反省したというような報道または記者会見を見たことがない。

そんな外務省に改革案ではなく、人員増案が出ていると言うのだ。

自民党外交部会などは20日の会合で、外交力強化に関する政府への決議案をまとめた。主要国に比べて体制整備で後れを取っているとして、外務省の定員を今後10年で現在の約6500人から8000人に増やすよう求めたのが柱。近く政府側に提出する。

ロシアのウクライナ侵攻に関し「対岸の火事ではない」と指摘。日本が来年、先進7カ国(G7)の議長国を務めることに触れ、国際秩序の維持に向けて主導的な役割を果たすよう要請した。


(出典 自民党)

引用元 外務省8000人に増員を 自民、外交力強化決議案

人員を増やせば、外務省がまともな省庁になると言うのか。アフガニスタンからの逃亡劇がポーランドに派遣された政府専用機への搭乗拒否等は、人員不足に起因するものではなく、外務省の姿勢の問題ではないのか。

外務省に自浄作用を期待するのは無理であることは過去の例からも明らかだ。自民党外交部会に、人員増加だけではなく、外務省改革案を検討してもらいたい。

そして岸田総理、林外相は、いつまでこのような省庁を野放しにしておくつもりなのか。早急な対応をお願いしたい。

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