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参院石川補選でトリプルスコアの大惨敗の立憲民主党、党内から泉代表の知名度不足を指摘  それだけじゃないと思う




立憲民主党の泉健太代表のお膝元で、福山哲郎前幹事長が再選を目指す京都の府議補選で大惨敗を喫したかと思えば、今度は参院石川選挙区補欠選挙で立憲民主党の公認候補がトリプルスコアの大惨敗だ。

泉代表と枝野幸男前代表の新旧党の顔も駆けつけ、さらには蓮舫議員も熱弁をふるった。まさに本選挙さながらの力の入れようだった。しかし、結果は立憲民主党の関係者も「負け過ぎ」と漏らすほどの結果だった。

 24日投開票の参院石川選挙区補欠選挙で公認候補が大差で敗れたことを受け、立憲民主党が危機感を強めている。

夏の参院選に向けて「選挙の顔」としての泉健太代表を不安視する見方も出ており、態勢の立て直しが急務となっている。

「まだまだ今の自民党とは力の差がある」。泉氏は25日の記者会見で、率直にこう認めた。候補擁立の遅れなどに触れ、「県内全域への浸透が道半ばの段階で投票日を迎えた」と語った。

補選は昨年11月末に就任した泉氏の「初陣」となった。だが、自民候補が19万票弱を得たのに対して立民候補は6万票弱と「トリプルスコア」の敗北。石川県は衆参全ての選挙区を自民党が押さえる保守王国とはいえ、立民関係者からは「負け過ぎだ。自民党に代わる選択肢として有権者に見られていない」との声が上がった。

幹部の一人は泉氏の知名度不足を指摘。参院選の公示日と見込まれる6月22日まで2カ月を切ったことを念頭に「短期間ではどうしようもできない」と頭を抱える。別の関係者も「泉氏では厳しい」と語った。

執行部は2022年度補正予算案を審議する衆参の予算委員会で岸田政権を厳しく責め立て、存在感をアピールする構え。ただ、党の勢いに結び付くか不透明で、くすぶる執行部への不満が選挙前に膨らむ可能性がある。

引用元 立民、参院選へ危機感 補選大敗、立て直し急務

ついに泉代表では参院選は「厳しい」という発言までで出した。

「幹部の一人は泉氏の知名度不足を指摘」とあるが、知名度の低い人を代表に選んでしまったのだから仕方がない。それに、これまで反自民の急先鋒などといった、特定の人ばかりが目立ち過ぎたのだ。

とはいえ、そんなことばかり愚痴っても仕方がないので、立憲民主党は泉代表の知名度を上げる試みをするようだ。

立憲民主党の泉健太代表は25日の記者会見で、夏の参院選に向け、「生活安全保障」と銘打った新しいポスターを発表した。課題の知名度不足を克服するための工夫をちりばめたが、24日投開票の参院石川選挙区補欠選挙で大敗を喫するなど、低迷する党勢回復に向けた道のりは険しい。

泉氏は「生活安全保障」のキャッチコピーについて、「さまざまな安全保障について生活者目線から政策を打ち出していく」と強調した。

これまでは泉氏ら中枢幹部4人が写ったポスターを使用してきた。今回は泉氏のみが大写しになっており、会見に同席した逢坂誠二代表代行は「政治家・泉健太の顔を覚えてもらうのが目的だ」と説明した。

引用元 立民新ポスター「生活安全保障」 険しい党勢回復

国政選挙を直前にして代表の顔を売るよう試行錯誤しているようだが、なぜ枝野氏や福山氏のようにバンバンテレビに出ないのか不思議だ。小川淳也政調会長などはことごとく論破されても負けずにテレビ番組に出続けている。おそらく今は泉代表よりも小川政調会長の方が知名度が高いのではないだろうか。

周りから知名度を上げてもらうのではなく、自ら動いて知名度を上げなければだめだ。その点については枝野氏と福山氏の行動力は評価に値する。

まぁ、実際は泉代表の知名度よりもほかの原因で大敗したと思うのだが、立憲民主党はそれに気づけるだろうか?気づけなければいずれ社民党と同じ道を辿るだろう。

また、「生活安全保障」とあるが、言っていることはごもっともだと思うが、国家安全保障について頓珍漢な認識を持っている党が安全保障を語るのは何となく不快だ。







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