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【サンモ二】関口宏氏「軍事力強化よりも外交力強化を」 軍事力を含む国力あっての外交では?




TBSのサンデーモーニングで、司会の関口宏氏が、自民党から防衛費の増額を低減されていることに触れ「軍事力を強化する話はすぐ出てくるんだけど、外交力を強化するっていう話はあんまり聞かない」と指摘。

軍事力強化よりも外交力に力を入れるべきと持論を語った。

 俳優の関口宏が1日、司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」に出演。自民党が軍事力強化のため、防衛費の増額を提言していることを受け、「軍事力」よりも「外交力」を強化すべきと訴えた。

自民党は、今年の年末に9年ぶりに改訂される安全保障政策の長期指針「国家安全保障戦略」などへの提言を行っている。その中で、これまでGDP比1%前後だった防衛費を5年以内に対GDP比2%へ増額することを目指すとしていることなどを伝えた。さらには、こうした動きが日本だけではなく世界でも広がっていることも紹介した。

関口は「僕なんかはねえ、軍事力を強化するっていう話はすぐ出てくるんだけど、外交力を強化するっていう話はあんまり聞かないんだよねえ」と指摘。続けて、「戦争を止めるのは外交力ですからね。これをもっともっと、世界中が強化しなきゃいけないんじゃないか。日本だけじゃなくね」と、武力よりも外交努力に力を注ぐべきだと力説した。

引用元 関口宏「戦争を止めるのは外交力」 「サンモニ」で軍事力よりも強化すべきと力説

投降主の指摘に同意。

軍事力が背景になければならず者国家とは対等のテーブルに着くことができない。ウクライナの状況を見て何も学ばないのだろうか。

また、関口氏は外交強化という話は聞かないというが、第2次安倍政権以降、積極的な外交で安全保障環境を強化してきたのは無視だろうか。まぁ、サンデーモーニングとしては認めたくないのだろうが。

外交力を持つという事は、自国の軍事力や経済力など、様々な強い国力を持つことだ。強い国力を持つことで初めて外交上の対等もしくは優位になるのだ。中国を見ればまさにそれだ。豊富な経済力で次々と発展途上国を取り込んでいて、軍事力で他国を威嚇している。外交上優位に立っているのだ。ロシアにしてもウクライナを侵略しても他国が介入できないのは、ウクライナがNATОに加盟するなど、安全保障環境が不十分であったこともあるが、下手に軍事介入すると第3次世界大戦に発展しかねない。ロシアが保持するといわれる6000の核兵器が実際に使用されることもありえるのでNATОは手出しをできないのだ。各国が非難しても核使用をほのめかせ一向に怯まない。

外交で何でも解決できると思っている人は関口氏だけではない。こういった人たちは日本は口だけ達者になればいいと思っているのだろうか?私なら何かを契約するときに、口だけ達者でなんの実績もない会社よりも、不器用だが実績のしっかりしている会社と契約する。実績があってこそ信頼関係が築けるのではないだろうか。理想は実績があって口が達者だ。日本には実績があって口が達者な国になって欲しい。

もう一つ、防衛費増額に反対の人は、日本の軍事力強化が中国、ロシア、北朝鮮の軍事力強化に繋がると思っているようだが、それは全く違う。中露北が見ているのは日本ではなくアメリカだからだ。アメリカに対抗する力を欲しているため、日本がアメリカを軍事力で抜かない限りその指摘は当てはまらないとだろう。







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