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フィンランドのNATО加盟申請表明に、ロシア「ロシアへの脅威」「遺憾であり相応の措置を取る」




フィンランドがロシアによるウクライナ侵略を受けてNATО加盟を表明した。

フィンランドはロシアと1300キロも国境を接していて、ウクライナの状況を明日は我が身と受け止めたのだろう。

NATОのストルテンベルグ事務総長は声明で、フィンランドが加盟申請を決めれば「温かく迎え入れる」と歓迎した。

フィンランド国防省のヤンネ・クーセラ氏は以前に「仮に今後、フィンランドがNATO加盟を申請するとしたら、それはロシア自身の行動が原因だ。私たちに今できるのは、ほかのEU諸国と同じように行動することだ。将来フィンランドが厳しい状況に置かれたとき、NATOは私たちを助けてくれるだろう」と語っていた。(参考

フィンランド政府は先ほどNATO=北大西洋条約機構の加盟について「速やかに行う」と表明しました。

フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相は先ほど共同声明を発表し、NATO=北大西洋条約機構の加盟について「速やかに行う」と表明。「NATO加盟はフィンランドの安全を強化する」と強調しました。

地元メディアによりますとフィンランド政府は15日にも大統領、首相、関係閣僚による会議を行い、NATO加盟申請についての政府の方針を正式に決定する見通しです。

フィンランドはロシアと1300キロの国境を接していて、これまで伝統的に軍事的中立の立場をとってきましたが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けこれを転換することになります。

今回のフィンランド政府の発表を受けロシア側の反発は必至です。また、フィンランドの隣国スウェーデンも加盟に向けての議論が続いていて近く態度を表明すると見られています。

引用元 【速報】フィンランドがNATO加盟申請の方針を発表 ロシアと国境接し

NATOのストルテンベルグ事務総長は声明で、フィンランドが加盟申請を決めれば「温かく迎え入れる」と歓迎姿勢を表明。加盟手続きは「円滑かつ迅速」に進むと強調した。

人口550万人のフィンランドは、第2次大戦中にソ連と戦い、一部領土を奪われた。その後はロシアを刺激しないよう軍事的中立を保ってきたが、ウクライナでのロシアの暴挙を目の当たりにし、「中立路線では自衛が困難」との認識が急速に拡大。かつて2割程度だったNATO加盟支持は、最近の世論調査で8割近くに達した。

引用元 フィンランド、NATO加盟へ始動 ロシア侵攻で中立転換 スウェーデンも

フィンランドのNATО加盟はロシアがまいた種なのだが、ロシアは案の定、NATOの東方拡大を指摘し、フィンランドに対し相応の措置をとると発表した。

ロシア大統領府のぺスコフ報道官は12日の記者会見で、フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟は「間違いなく」ロシアへの脅威であり、NATO拡大は欧州と世界の安定につながらないと主張した。

フィンランドがNATO加盟に向けて取った行動は遺憾であり、ロシアは相応の措置を取ると言明した。

ロシア外務省も、ロシアは「国家安全保障に対する脅威の高まりを阻止するため、軍事技術およびその他の方策を通じ、報復措置を講じる必要がある」とし、「フィンランド政府は、NATO加盟に向けて取った行動の責任と結果を認識すべきだ」と表明した。

引用元 フィンランドのNATO加盟、確実に脅威=ロシア大統領府

無法者ロシアと接している国ならばロシアを脅威に感じ、安全保障の強化を図るのは当然だ。フィンランドのNATО加盟を阻止したいのならば、威圧ではなく、ウクライナ侵略をやめて平和的に問題解決にあたるべきではないか。







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