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韓国に盗まれた仏像めぐり、対馬の寺の住職が返還求め裁判初参加へ




長崎県対馬市の寺から盗まれた仏像を巡り、仏像の返還を求めている対馬の寺が「補助参加人」として裁判に参加する意向を示す文書を韓国の裁判所に提出したことが報じられた。

2017年の大田地裁の判決では、韓国の寺に所有権があると認定されていた。

10年前に長崎県対馬市の寺から盗まれたあと、韓国で見つかった仏像をめぐり、韓国の寺が所有権を主張して引き渡しを求めている裁判で、対馬市の寺の住職が韓国を訪れて今月15日の裁判に初めて直接参加することになりました。法廷で仏像の早期返還を訴えることにしています。

10年前に長崎県対馬市の観音寺から盗まれたあと、韓国で見つかった仏像について、韓国中部にあるプソク(浮石)寺が「中世の時代に倭寇に略奪されたものだ」として所有権を主張し、仏像を保管する韓国政府に引き渡しを求めて裁判を起こしています。

中部のテジョン(大田)地方裁判所は2017年に引き渡しを命じる判決を言い渡しましたが、韓国政府が控訴して2審が続いていて、高裁は去年11月、利害関係のある第三者として「補助参加人」の立場で寺の参加を認めました。

観音寺などによりますと、田中節竜住職が来週韓国を訪れ、今月15日にテジョンの裁判所で開かれる審理に出席するということです。

この裁判で寺側が直接法廷に立つのはこれが初めてとなります。

田中住職はNHKの取材に対し、「すでに提出した書面で述べているとおり、所有権はこちらにあることを改めて訴えるつもりだ」と話しています。

引用元 対馬の寺から盗難の仏像 返還求め住職が韓国での裁判に参加へ

2017年の引き渡しを命じる判決を振り返ってみよう。

 長崎県対馬市の寺が所蔵していた「観世音菩薩坐像(かんぜおんぼさつざぞう)」は2012年に盗まれ、その後、韓国で見つかったが、韓国の寺が「中世に日本に略奪されたものだ」として所有権を主張し、仏像を保管している韓国政府に引き渡しを求める訴えを起こしていた。

26日の判決で大田地裁は、「仏像は略奪や盗難など正常ではない経緯で対馬に渡った」と指摘し、像の所有権は韓国の寺にあると認定、韓国政府に対し、像を寺に引き渡すよう命じた。これで日本への返還は困難な状況となり、日韓関係に悪影響を及ぼすことは必至。

引用元 “対馬仏像”引き渡し判決、韓国政府が控訴

このように、韓国の裁判所の判決は、われわれ日本人が納得できるものではない。これでは対馬の仏像を盗んだ犯人が英雄のようになってしまう。

対馬の寺の住職が乗り込んだところで判決が覆るとは考え難い。これ、政府はサポートして欲しい。そして、どのような判決になるが注目したい。その内容は日韓関係を改善すべきか否かの判断材料にすべきだ。







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