岸田総理、スタートアップ企業を支援する為に「個人保証」を原則廃止へ!!

岸田総理がスタートアップ企業に対して大胆な支援策を打ち出した。首相官邸で行われた「日本スタートアップ大賞」に出席した岸田総理は、なんとスタートアップ企業に対して政府系銀行が融資する際、個人保証を原則廃止する方針を示したのだ。

岸田総理は、2月にスタートアップ企業との車座対話で、スタートアップ5か年計画の策定を表明し、スタートアップ企業を支援する姿勢を打ち出していた。

岸田総理が描く成長戦略の一翼を担うスタートアップ企業。今後の更なる環境整備にも注目だ。

岸田総理が打ち出したスタートアップ企業への支援策!!

岸田総理が力を注ぐ姿勢を見せている分野がある。それがスタートアップ企業だ。スタートアップ企業とは、急成長する組織のことを指す。わずか数年で数千億円の企業価値が付く会社や世界を変革する事業を行おうとする会社などが該当する。

岸田総理は、成長戦略の一翼としてスタートアップ企業に期待しており、2月には車座対話を実施していた。

今年をスタートアップ創出元年と位置付けて、6月までに、スタートアップ5か年計画を作っていきたいと考えています。今日は、そうした取組を進めるに当たって、最前線で頑張っている皆さんの話を聞かせていただき、様々な刺激を頂きました。日本の社会におけるチャレンジ精神旺盛な人材を創出するためにはどうしたらよいか。また、スタートアップが活躍できるエコシステムを作る上において、官と民の協力、官の立場からどのようなことが求められているのか。こういったことについてもお話を聞かせていただきました。
(中略)
これらを5か年計画を始め、政府の取組にしっかりと取り入れさせていただき、政府としての環境整備、支援の在り方、しっかりと考えていきたいと思っています。


(出典 首相官邸)

引用元 スタートアップ企業との車座対話等についての会見

岸田総理のスタートアップ企業に対する期待値が分かる車座対話だった。この車座対話から4か月が経過した6月、岸田総理が、支援策の一部だが大胆な方針を打ち出した。

岸田総理
「スタートアップこそ社会の課題を成長のエンジンに転換し、新しい資本主義の考えを体現するもの」

岸田総理は式辞で、成長のエンジンとなるスタートアップ企業を支援するため、▼政府系銀行からのスタートアップ向け融資の個人保証を原則廃止するとともに、▼創業時に経営者の財産を担保に取る個人保証を求めない新しい制度を作ると明らかにしました。


(出典 首相官邸)

引用元 創業融資の個人保証廃止に 岸田総理「スタートアップこそ新しい資本主義体現するもの」

岸田総理は、スタートアップ企業が様々な課題に挑戦する中で、莫大な資金が必要になることを2月の車座対話で指摘していた。まさに個人保証を求めない融資が実現すれば、起業に踏み切れない人達の後押しになることは間違いない。

スタートアップ5か年計画の元年と位置付けられる今年。岸田総理は大胆な支援策を打ち出したわけだが、まだ環境整備の面での岸田総理の策は伝えられていない。

こちらも大胆な策を打ち出してくれるに違いない。

岸田総理が掲げる「新しい資本主義」の中核の1つのスタートアップ企業。岸田総理の目指す「新しい資本主義」の実現の為にも更なる大胆な策の表明に期待だ。

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