玉川徹氏が暴言「嫌味な奴はこういうのやると『放送やめればいいじゃないか』とか言う奴がいる。うるせえよ」
テレビ朝日のモーニングショーに出演した玉川徹氏が暴言。
番組では、政府の節電要請に疑問を持った玉川氏が、東日本大震災から10年、再エネなど設備投資する時間はあったと主張し、番組では節電方法などを紹介。玉川氏は「嫌味な奴はこういうのやると『放送やめればいいじゃないか』とか言う奴がいる。うるせえよ」と、暴言を吐いた。
テレビ朝日の玉川徹氏が21日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。今夏の電力ひっ迫を見すえ政府が節電要請をすることに言及した。
政府は7年ぶりに全国的に節電を要請する方針。これを受けて番組では節電方法などを特集した。玉川氏は「節電っていうのはお金だけじゃなく脱炭素って意味では火力発電で作っている電気を節電するということで善だと思う。ただ、政府が節電要請をしてきているのは若干引っかかっている」とモヤモヤすると明かした。
続けて、「東日本大震災の後、原発全部止まっても電気は足りました。あれから10年経ってひっ迫するって何ですかって話ですよ。設備投資するならもっと早い段階で再生エネルギーを増やせばよかったのにやらなかったのは、原発を動かせると思ってたからだと思う」と政府の慢心を指摘した。
一方、番組ではその後も冷蔵庫や炊飯器、テレビなどの節電を意識した使い方を紹介。玉川氏は「嫌味な奴はこういうのやると『放送やめればいいじゃないか』とか言う奴がいる。うるせえよ」と顔をしかめていた。
その中に視聴者がいると感じなかったのだろうか。玉川氏の立場から政府の節電要請に対して疑問を持つのは理解できるが、矛先を視聴者を含む一般人に向けることはいかがなものか。まだタレントなどが言うのなら解るが、玉川氏はテレビ朝日の社員だ。「放送をやめればいい」と思われたくなければ、「放送をやめたら困る」と思わせるような番組を作るのがテレビマンの意地ではないだろうか。