朝日のミスリードタイトルに釣られた?立民議員たちが自民・麻生氏発言を批判
「自民・麻生太郎氏」がツイッターのトレンドになっていたので覗いてみた。
すると、朝日新聞が取り上げた麻生副総裁の発言を巡って、立憲民主党の小沢一郎氏はじめ、反自民の方々と見受けられる人たちが騒いでいた。
昭和30年11月、自由党と民主党が合併してできたのが自由民主党。それ以来ずっと我々は安全保障や防衛の問題をやってきた。普通の生活をしている時に、安全保障や防衛を考える機会はあまりない。それは良いことなんですよ。
したり顔で、「(安全保障について)考えない方が悪い」という人がよくいるが、それは世の中が分かっていない。今、アフガニスタンやシリアやイラクに生まれたとしたら、間違いなく安全保障について考える。いきなり地雷が爆発するようなところに住んでりゃ。みなさん方はそういうことに関係のない国、日本に生まれた。だから考えなくて良いというのは良いことなんですよ。
「政治に関心がないのはけしからん」とえらそうに言う人もいる。しかし政治に関心を持たなくても生きていけるというのは良い国です。考えなきゃ生きていけない国のほうがよほど問題なんだ。
これに対し、立憲民主党の議員たちが大反発。小沢一郎氏は次のように投稿。
「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏
「俺たちは好き勝手に政治をやる。国民は黙って働け」と。国民を見下すこの人物は、森友公文書改ざんの最高責任者。最後まで責任を取らず、今や自民党副総裁。自民党とは、民主主義にとっての試練である。https://t.co/hY6LorklCO
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) July 1, 2022
「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏
「無党派層は寝ててくれ」と言った自民党元総理がいたが、あれと同じ。自民党にとっては国民の政治意識が高まるのは都合が悪い。自民党に好き勝手にやらせないためにも、政治に関心を持っていただきたい。 https://t.co/hY6Lor2KLg
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) July 1, 2022
立憲民主党の逢坂誠二氏も
「由らしむべし知らしむべからず」
自民党は、国民の批判力を奪い支配体制を維持する愚民政策を目指したいのでしょうか。麻生さんの本音が出ました。「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」麻生太郎氏:https://t.co/k27ANLi7Lw
— 逢坂誠二 比例代表は「りっけん」 (@seiji_ohsaka) July 1, 2022
吉田はるみ氏も
何をおっしゃってるの
そうやってわたしたちを政治から遠ざけてきた。一部のエリートと世襲でやってきた日本の政治。政治は生活そのものだ。
国民が主権者。それを理解していない政治家はご退場願いたい。「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏 https://t.co/VqN5B1V8v4
— 吉田はるみ 🕊東京8区 衆議院議員 (@YoshidaHarumi) July 1, 2022
他にも立憲民主党の支持者と見受けられる反自民の方々が批判をあげている。
原因は朝日のミスリードタイトル。「「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏」というタイトルだが、中身は、海外では日々身の危険を感じながら生活している人たちがいて、そういった国の国民は必然的に政治に関心を寄せ安全保障を考える。しかし、日本は地雷などに身の危険を感じることなく生きていける。したがって「(安全保障上)政治に関心持たず生きていける国は良い国です」ということだ。麻生氏が朝日新聞を嫌うのも理解できる。
また、立憲民主党の議員の方々がタイトルだけ見て中身を見ていないことがよくわかる。「俺たちは好き勝手に政治をやる。国民は黙って働け」など誰が言っているのだろうか。