岸田総理、内容・予算・財源の3点セットで防衛力の抜本的な強化を図る!!!安倍総理の遺志を貫徹すべし!!!
防衛力の抜本的な強化。これは岸田総理と岸防衛相がロシアによるウクライナ侵攻以前から言及していることだ。岸田総理は、参院選後の記者会見を自民党本部で開催し、今後も防衛力の抜本的な強化に取り組む姿勢を示した。
岸田総理が記者会見を行っていた日と同じ日に、防衛省統合幕僚監部が喫緊の中国海軍とロシア海軍の動きを公表した。
度重なる我国の抗議など、どこ吹く風だ。
参院選を大勝した岸田総理。防衛力の抜本的な強化に向けた動きを加速してもらいたい。それが、安倍総理の願いだ!!
岸田総理、数字ありきではないことを強調!
参院選の選挙期間中、野党から批判を受けたことの1つが防衛費の増額だ。野党は防衛費がいきなり2倍になるとでも思っていたのか。
自民党の公約の中には、「国防力を抜本的に強化する」との項目があり、その中で書かれていることは、「NATO諸国の国防予算の対GDP比目標(2%以上)も念頭に、真に必要な防衛関係費を積み上げ、来年度から5年以内に、防衛力の抜本的強化に必要な予算水準の達成を目指します。」(参考)というものだ。
あくまで「念頭に」ということなのだ。実際に岸田総理は、選挙後に行った自民党党本部での会見で数字ありきではないことを強調している。
2点目の防衛力についてでありますが、予算あるいは財源についてもご質問ありましたが、これは従来から申し上げているように、いわば内容と予算と財源、これは3点セットで考えなければいけない。そもそも内容については、年末までに国家安全保障戦略、新たな国家安全保障戦略を策定する作業等を進めていく。
その中で内容、あらゆる選択肢を排除せず、今この厳しい安全保障環境、あるいは科学技術の進歩の中で、具体的に国民の命を守るために何が必要なのかをしっかりと議論し、それを積み上げていく。まずそれを行った上で、それに見合う予算をしっかり確保していく。そしてその予算の額に応じた財源というものを考えなければいけない。
この中身と予算と、そして財源、これは3点一体となって、年末に向けて議論を進めていく、このように申し上げています。この考え方に基づいて、年末に向けてその3点、具体化して明らかにしていきたいと考えています。
(出典 首相官邸)
岸田総理は年末までに、内容、予算、そして財源を具体的に明らかにしていくと表明している。
早くから防衛力の抜本的な強化を掲げていた岸田総理が、どのようなパッケージを提示するのか期待しかない。
岸田総理が記者会見を行ったのと同じ日に、防衛省幕統合幕僚監部が喫緊の中国海軍とロシア海軍の動きを公表した。
防衛省統合幕僚監部は11日、中国海軍のフリゲート艦1隻が7日から10日にかけて、日本最西端の沖縄県・与那国島と台湾の間を通過し、太平洋と東シナ海を往復したと発表した。領海侵入はなかった。
(中略)
ロシア海軍の情報収集艦1隻が11日、対馬海峡を経由し、東シナ海から日本海へ北上したのも確認した。
(出典 防衛省)引用元 中国艦、与那国沖を往復
我国周辺では、中国海軍、そしてロシア海軍の動きが近年活発になっている。そうした安全保障環境に我国は十分対応することが出来るのか。
選挙前に行われた世論調査では、防衛費増額を容認する人が5割近くに上っている。(参考)
岸田総理には参院選の結果も踏まえ、周辺の脅威に対応できる万全な防衛力を我国が備えるように尽力していただきたい。安倍総理の遺志を実現して欲しい。