立民・泉代表「国葬がふさわしいかどうか慎重に議論すべきだった。答えを出すには早すぎた」⇒二日前は「国葬については、その性質から厳粛に行うものであり、元総理のご冥福を祈りつつ、静かに見守りたい」
立憲民主党の泉健太代表は、岸田総理が安倍元総理の国葬を決定したことに対して「国葬がふさわしいかどうか慎重に議論すべきだった。答えを出すには早すぎた」と述べた。
立憲民主党の泉健太代表は16日、安倍晋三元首相の国葬に関し「国葬がふさわしいかどうか慎重に議論すべきだった。答えを出すには早すぎた」と述べた。与党に対し、国葬を巡り国会での閉会中審査の実施を求める考えも表明した。奈良市で記者団に語った。西村智奈美幹事長は同日、自身のツイッターで国葬に反対する意向を示した。
岸田文雄首相が、国葬実施の理由の一つに「日本経済の再生」を挙げたことに触れ「全く同意できない。格差拡大や国会での虚偽答弁など安倍政権時代の負の部分がある」と指摘した。
立民内には一定の理解を示す意見もあれば、反対の意見もあると紹介した。
だが、泉代表は14日には次のように述べていた。
立憲民主党の泉健太代表は14日、安倍晋三元首相の葬儀を国葬として行うと岸田文雄首相が発表したことについて「国葬については、その性質から厳粛に行うものであり、元総理のご冥福を祈りつつ、静かに見守りたい」との談話を発表した。
談話では「改めて安倍元総理に深く哀悼の誠を捧げるとともに、この凶行を強く非難し、我が国の民主主義と社会の安全を守ることをお約束する」とした。
二日間で何があったの?と言いたくなるほどだ。おそらく、支持者からのクレームや党内からの反発があったのだろう。
実際に、泉代表が「元総理のご冥福を祈りつつ、静かに見守りたい」と述べた際には、SNS上で野党支持者とみられる人たちから「これが野党のセリフですか?」「支持してきましたが、もう限界かも」「立憲はどうなってしまったのであろうか」といった意見があがっていた。
国葬を巡っては、私個人は賛成だが、意見が割れて当然だと思っている。共産の志位委員長やれいわの山本代表などは当初から反対意見を述べていたが、最初煮え切らない態度をとっていて周囲の反応を見てトーンを変えるよりは、しっかり自分の意見を述べていて、潔いと思っている。