共産志位氏が安倍元総理の国葬に反対主張 あの元首相が援軍に!




日本共産党の志位和夫委員長が、安倍晋三元総理の葬儀を岸田総理が国葬で行うと判断したことを受け「国家として安倍氏の政治を賛美・礼賛することになる。またこうした形で『国葬』を行うことが、安倍元首相に対する弔意を、個々の国民に対して、事実上強制することにつながることが、強く懸念される」として反対する姿勢を見せた。

 岸田文雄首相(64)が14日の記者会見で、参院選の街頭演説中に銃撃を受け死亡した安倍晋三元首相(享年67)の葬儀を「国葬」として行うと発表したことを受け、共産党の志位和夫委員長(67)が同党の公式サイトに談話を発表した。

「安倍元首相礼賛の『国葬』の実施に反対する」と題してコメントを掲載。「日本共産党は、安倍元首相が無法な銃撃で殺害されたことに対して、深い哀悼の気持ちをのべ、暴挙への厳しい糾弾を表明してきた。政治的立場を異にしていても、ともに国政に携わってきたものとして、亡くなった方に対しては礼儀をつくすのがわが党の立場である」と前置きした上で「同時に、それは安倍元首相に対する政治的評価、政治的批判とは全く別の問題である。日本共産党は、安倍元首相の在任時に、その内政・外交政策の全般、その政治姿勢に対して、厳しい批判的立場を貫いてきたし、その立場は今でも変わらない」と主張した。

安倍元首相の評価は国民の中でも大きく分かれているとし「岸田首相が言明したように、安倍元首相を、内政でも外交でも全面的に礼賛する立場での『国葬』を行うことは、国民のなかで評価が大きく分かれている安倍氏の政治的立場や政治姿勢を、国家として全面的に公認し、国家として安倍氏の政治を賛美・礼賛することになる。またこうした形で『国葬』を行うことが、安倍元首相に対する弔意を、個々の国民に対して、事実上強制することにつながることが、強く懸念される」とし「以上の重大な問題点を考慮し、日本共産党は、このような形での『国葬』の実施には反対する」と姿勢を示した。

引用元 共産・志位和夫委員長 安倍晋三元首相「国葬」に反対「弔意を事実上強制することにつながる」

このお方も志位氏の主張に同意していた。

志位氏にとっては嬉しくない援軍かもしれない。

では、国葬とは何だろうといえば、国家的功労のあった人に対し、国の儀式として国費で行う葬儀で、Wikipediaにはこう記されている。

国家に功労のあった人(君主、皇族、王族、政治家、軍人、学者、芸術家、宗教家、環境保護活動家など)の死に際し、国家の儀式として、国費をもって行われる葬儀のことである。

古来、天皇の崩御などの場合、大喪が発せられる慣習があったが、特に国葬の名は明治以降正式に使用された[1]。明治以降、国葬をすべき必要が生じた場合に応じて「特ニ国葬ヲ行フ」とする勅令が個別に発せられていた。

国家に功績ある臣下が死去した場合にも天皇の特旨により国葬が行われるほか、皇族においても特に国家に功労があった者が薨去した場合には、通常の皇族の葬儀ではなく特別に臣下同様の国葬が行われた。

引用元 国葬

ここで意見が分かれると思う。志位氏や鳩山氏のように国の儀式として葬儀を出すのなら、国民全員が弔意を示すことになるという意見と、弔意は強制などではないという意見。

志位氏の主張については次のような反対意見があがっていた。

私個人としても、国葬を行ったからと言って国民全員が強制的に弔意を示さなくてはいけないなど思っていない。なにより、海外から弔問に訪れる要人がどれだけになるか想像もつかない中、こういった大勢の弔問客に備えるためにも国の儀式とした形でもてなすのが当然と考える。







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