【なんで二人目がでるの?】立憲民主党議員がまたもウクライナ渡航 どうなってるの?
立憲民主党の議員が渡航制限がかかっているウクライナにまた入国した。渡航した鈴木庸介衆院議員は「友人2人の徴兵が決まり、その前に会いたいと思った」としているそうだ。
5月に、同党の小熊慎司衆院議員が国会に無断でウクライナ入りしていて、党から1カ月の役職停止処分を受けばかりだ。それにもかかわらず、再びこういう者が出るということは処分がいかに軽いかが解る。
立憲民主党の馬淵澄夫国会対策委員長は20日、国会内で記者団に対し、同党の鈴木庸介衆院議員がウクライナに入国したことを明らかにした。外務省はウクライナ全土の危険情報(4段階)を最高レベルの「退避勧告」に引き上げている。
馬淵氏によると、鈴木氏は18日、首都キーウでウクライナ政府高官と会談したという。鈴木氏は20日、「多大な迷惑と心配をかけ、おわびする」との談話を発表。入国した理由は「友人2人の徴兵が決まり、その前に会いたいと思った」としている。
立民議員のウクライナ渡航は5月の小熊慎司衆院議員に続き2例目。自民党の高木毅国対委員長は「遺憾で、弁解の余地がない」と批判した。
自民、公明両党は衆院議院運営委員会で協議し、鈴木氏を厳重注意とする方針だ。
鈴木議員は軽はずみな行動を陳謝。
鈴木議員は15日にウクライナに入国し、首都キーウで国会議員や政府関係者などと会談したといい、コメントを発表し「多大なご迷惑とご心配をおかけした」と陳謝した。
そのうえで、「戦時下だから見ることの出来た法制度など、国会質問や法案提出に生かすべく勉強を深めていく」などとしている。
「友人2人の徴兵が決まり、その前に会いたいと思った」ついでにキーウで国会議員や政府関係者などと会談したのだろうか。
どちらにしても外務省は今もウクライナ全土に退避勧告を出している。そういった地域に模範を示す立場の国会議員がプライベートで訪問することは問題があるのではないだろうか。しかも、なぜ二人目が出てくるのだろうか?不思議でならない。ばれないとでも思ったのだろうか?
立憲民主党のガバナンスにまたも疑問を持った。
馬淵国対委員長は「ウクライナに入国したことは事実であるので、渡航制限区域に国会議員自らが渡ったことについては大変遺憾である」と述べているが(参考)、遺憾を表明するのはいいが、立憲民主党のガバナンスとコンプライアンスがいったいどうなっているか見直すべきだと思う。