参院選結果受け、泉代表が陳謝 執行部刷新の声あがるも「今後の体制を強化していく」




立憲民主党は、改選23議席から17議席と議席を減らした参院選の総括の取りまとめに向けた議論を開始し、その中で泉代表が「大変厳しい結果となった。重く受け止めている。おわび申し上げる」と陳謝した。

執行部の刷新を求める声も上がったが、泉代表は「今後の体制を強化していく」と述べるにとどめ、党の体制強化に取り組む意欲を示した。

泉代表は懇談会で「大変厳しい結果となった。重く受け止めている。おわび申し上げる」と陳謝した。出席者によると、他の野党との選挙協力が限定的となったことを疑問視する意見などが出され、執行部の刷新を求める声も出た。泉氏は執行部人事を含め、党の体制強化に取り組む意欲を示したという。

立民は今後、地方組織の幹部からの意見聴取なども踏まえ、8月3日に開く懇談会で総括の原案を示す予定。党内には泉氏が掲げた「提案路線」に対する不満も根強く、執行部への批判をどう盛り込むかが焦点となる。懇談会には国会議員ら約90人が出席した。

引用元 立民・泉代表が陳謝、参院選結果「重く受け止めている」…8月中旬までに総括まとめへ

両院懇が開かれるのは参院選後初めて。泉氏は野党系候補が4勝28敗と大敗した改選1人区や得票が日本維新の会を下回った比例代表の戦い方を挙げて「どのように克服していくかが重要な課題だ」と指摘。「厳しい戦いの中から出てきた明るい光を大切にしたい」と呼びかけた。

引用元 立民・泉代表の進退問う声相次ぐ 両院議員懇、8月10日に総括

別に対決路線だろうが、提案路線だろうがまともなものだったら支持者はおのずとついてくる。問題はそこじゃないということに気が付かなければ立憲民主党の衰退は加速することになる。例えば、安全保障について、共産党や社民党と同調して「外交で解決」と言っているが、どんな外交を展開するのか明確なビジョンが全く伝わってこない。これでは「政権など任せられない」と有権者に愛想をつかされる。

安倍元総理の国葬をめぐっても、世論が拮抗しているとはいえ、少数である反対派だけの意見を汲み上げ、多数派の意見は見ようともしない。

他にも何か物申せばブーメランが帰ってくることが多々。立憲民主党の中にも立派な議員が多数いるのに、これではあまりにも不憫だ。

総括するなら立憲民主党の現状をしっかり見つめなおさなければ立て直しは遠い先になりそうだ。







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