安倍元総理の県民葬に、共産党「安倍氏への弔意を個々の県民に事実上強制することにつながる」と中止求める ネットからは「元沖縄県知事の県民葬については?」という声が上がる
山口県が亡くなった安倍元総理の県民葬について昭恵さんに相談したところ、村岡知事は県民葬について「遺族の了承」を得たと説明した。
これに対して、共産党が「安倍氏への弔意を個々の県民に事実上強制することにつながる」と反発。中止を求めた。
しかし、ネット上からは「元沖縄県知事の県民葬については?」という声が上がっていた。
山口県の村岡嗣政知事は3日、参院選の街頭演説中に銃撃を受け死去した県選出の安倍晋三元首相の妻、昭恵さんと県庁で面会した。村岡氏は面会後、安倍氏の県民葬に昭恵さんから理解を得られたとして、10月15日開催を軸に準備を進める考えを記者団に示した。
県民葬に関し、共産党県委員会は「安倍氏への弔意を個々の県民に事実上強制することにつながる」として中止を求めている。村岡氏は、県内に設置された追悼の記帳所に多くの人が訪れたことを理由に「県を挙げて県民葬を行うことが妥当だ」と強調した。
昭恵さんは村岡氏と面会後、自民党県議らとも会った。関係者によると、安倍氏死去に伴う衆院山口4区補欠選挙に関する話題は出なかった。
ネット上では「翁長元知事の県民葬については?」
「どんな悪口を言っても反撃されない相手がいなくなって、その代わりを国葬に求めているのかも知れないが、非業の死遂げられた方を追悼する方法にいちゃもんをつけるのは尋常ではない。
故翁長元沖縄県知事の県民葬の時は誰も文句言わなかったはず」と一色正春氏。琉球新報さん、これが世間の常識。— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) July 23, 2022
どんな悪口を言っても反撃されない相手がいなくなって、その代わりを国葬に求めているのかもしれませんが非業の死を遂げられた方を追悼する方法にいちゃもんをつけるのは尋常じゃない
故翁長元沖縄県知事に対して不満のあった県民は少なくなかったが、彼の県民葬の時は誰も文句を言わなかったはず
— 一色正春 (@nipponichi8) July 23, 2022
このほかにも「共産党は翁長前沖縄県知事の県民葬があった時に反対したのか?」「翁長知事は嫌いでしたが、県民葬には反対しませんでした」「沖縄県の翁長雄志元知事の県民葬は強制だったんですかね?」といった声が上がっていた。
翁長氏に限ったことではないが、これまで県民葬が行われた政治家はたくさんいるが、「弔意を県民に事実上強制」と言って中止を要求されたことは、知っている限りでは記憶にない。もれなく粛々と葬儀が行われ、故人を弔ってきたはず。
今は県民葬を了承した昭恵さんに批判の矛先が向かないことを願う。