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台湾訪問後のペロシ議長と、会談する岸田総理と、会わない尹大統領




ペロシ米下院議長が台湾訪問後、韓国に立ち寄り、その後日本に訪問する。岸田首相と朝食会に臨む方向で調整しているそうだ。

意見交換では、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力、台湾海峡の平和と安定の重要性について語られると見られている。

 岸田文雄首相は、ペロシ米下院議長と5日に東京都内で会談する方向で調整に入った。台湾海峡の平和と安定の重要性などを巡り意見交換するとみられる。複数の政府関係者が3日、明らかにした。ペロシ氏は台湾を訪問して蔡英文総統と3日に面会している。

会談では台湾への統一圧力を強める中国への対応や、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力なども議題になる可能性がある。

引用元 首相、ペロシ下院議長と5日会談 台湾情勢巡り意見交換か

ペロシ議長が、台湾訪問後に日本に訪れ、岸田総理と会談し、台湾について意見交換するのなら、やはり政府にはペロシ議長の訪台を支持してほしかったと個人的には思う。

一方で、ペロシ議長は日本の前に韓国を訪問するそうだが、尹大統領は休暇中を理由に合わないそうだ。韓国内からも中国の顔色をうかがっているのではないかという意見があるようだが、「地方での休暇決定後にペロシ氏から連絡あった」と、中国への配慮は誤解だという説明があったようだ。

米国の序列3位であるペロシ下院議長が3日夕方に訪韓する。ペロシ議長は4日に金振杓(キム・ジンピョ)国会議長と面談する予定だ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とは会わない。大統領室関係者は「ペロシ米下院議長の訪韓を歓迎する。韓米両国国会議長間の協議を通じて多くの成果があることを望む」と明らかにした。尹大統領の休暇中の訪韓のため「別途の日程は取らなかった」と話した。ペロシ議長は台湾では蔡英文総統と昼食をし、日本メディアによると5日に訪問する東京では岸田文雄首相との朝食会を推進している。

しかし韓米同盟を重視する尹大統領がペロシ議長に会わないことをめぐり外交界では「ペロシ議長の台湾訪問のためではないか」との解釈が出ている。「ひとつの中国」を原則に据える中国の武力示威予告にもペロシ議長は台湾訪問を強行した。中国外交部は「台湾独立は死の道」という厳しい立場を明らかにしたが、これを考慮した措置ではないかということだ。2015年に米下院民主党代表団長として訪韓したペロシ議長は当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領と面談している。

◇「地方での休暇決定後にペロシ氏から連絡」

中国の顔色をうかがっているのではないかとの解釈に対し大統領室核心関係者は「誤解」と説明した。この関係者は「大宇造船海洋問題が一段落した後、尹大統領の地方休暇日程が決まった。その後にペロシ議長からの面談要請が入ってきたので日程を取らなかったもの」と話した。米国側に「休暇」と説明すると「十分に理解する」という返答があったという。尹大統領はその後国内事情から地方訪問を取り消しソウルにとどまりながら今後の政局構想をしている。それでも再び立場を変えてペロシ議長と会うのは「外交プロトコル」にも外れるというのが大統領室の説明だ。核心関係者は「米国側にこうした状況を十分に説明した」と話した。元外交部高位関係者も「大統領が休暇中に訪韓した高官と会うのは珍しい」と話した。

引用元 日本の首相と違いペロシ議長と会わない尹大統領…「休暇」の説明に「十分理解」

さて、米国側に「休暇」と説明すると「十分に理解する」という返答があったようだが、米国は何を理解したのだろうか?「それなら仕方ないね」という意味なのか「韓国の立場と姿勢は理解した」なのか。

下院議長に対して、国会議長が迎えるというのは決して失礼ではない。しかし、考えすぎかもしれないが、米国は今回の対応においても韓国新政権の品定めの材料にしているのではないだろうか。







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