中国公船の相次ぐ領海侵入、日本漁船に接近も 立民・松原氏「日本政府の弱腰な対応が中国に完全になめられている」
中国公船2隻が一時領海侵入して、日本の漁船に接近しようとしたところ、海上保安庁の巡視船が間に入り、漁船の安全を確保したという報道があった。
中国は先日ミサイル5発を日本のEEZ内に打ち込み、日本は抗議したばかりだ。
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で7日、中国海警局の「海警」2隻が約2時間にわたり日本の領海に侵入した。
日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警2隻は7日午後1時45分~同2時ごろ、大正島南南西などの領海に侵入し、日本漁船に接近しようとした。同3時40分ごろ、同島西南西から領海を出た。
8日
7日午後から8日未明にかけて尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船が相次いで侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは7月29日以来。
自民党の小野寺五典元防衛相は7月31日に警告していた。
いよいよ中国が本格的に尖閣周辺で活動活発化し始めました。尖閣沖合では #中国海警局 の船の #領海侵入 が常態化。更に #軍艦 が接続海域で約1週間活動したと判明。日本ではコロナ感染者が激増し政治の関心や報道も内向きになる中、中国は圧力を強めています。政府に切れ目のない対応を要請しました。 https://t.co/WjfpmyM6nG
— 小野寺 五典 (@itsunori510) July 31, 2022
小野寺氏の訴えもむなしく、中国は挑発行為を繰り返す。
立憲民主党の松原仁議員は「日本政府の弱腰な対応が中国に完全になめられている」とツイッターに投稿。
日本政府の弱腰な対応が中国に完全になめられている。
民主党政権時の経験を活かし、危機感を強く打ち出していかなければ相手の思うつぼだ。岸田政権が日本国民を守る政府かどうか試されている。中国船が相次ぎ領海侵入 尖閣周辺#Yahooニュースhttps://t.co/sTxwH0dbEK
— 松原仁(衆議院議員 立憲民主党・東京3区・品川区・大田区・島しょ)まつばら仁 (@matsubarajin731) August 8, 2022
タレントのフィフィさんも「日本がなんもしないから調子に乗ってるよね」とつぶやいた。
⬜️中国船が相次いで領海侵入 尖閣周辺、7月29日以来
海保が周囲に巡視船を配備し、領海から出るよう警告した。https://t.co/4NKVHVnyQ6日本がなんもしないから調子に乗ってるよね、段階的に制裁していったらいいのに。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) August 7, 2022
その通りだと思う。
政府はそろそろ戦争一歩手前くらいの覚悟で中国に対応すべきだ。弱みを見せればつけあがるのが中国だ。
制裁を加えれば倍返しにされると思っているのだろうが、そういう日和った姿勢がこの状況を生んだのだ。