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【サンモニ】田中氏「福島の処理水は海に対する環境の影響も非常に大きい」が大炎上 TBSは謝罪と訂正が必要なレベル




6日放送のサンデーモーニングに出演した田中優子氏が発言した「福島の処理水は海に対する環境の影響も非常に大きい」が炎上している。

ほかにも「デマを堂々と流して訂正もない。サンモニよ、被災地イジメはもうやめて下さい」「風評被害を恐れる、福島県 地元の苦労を理解してますか」「ちゃんと勉強してから発言をして欲しい」「処理水と汚染水を混同するな」「福島の敵は国内にいるらしい」などといった怒りの声がネット上で上がっていた。

人体への影響と環境への影響を見てみよう。

国際原子力機関(IAEA)は29日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の安全性を2月に検証した際の報告書を公表した。処理水の海洋放出に伴う人への影響を「非常に低い」と指摘した。

グロッシ事務局長は同日、「日本は処理水放出に向けた大きな進歩を遂げている。放出前に結論を出すべく検証を続ける」との声明を公表した。

引用元 東電の処理水、放射線影響「非常に低い」 IAEAが報告書

福島第一原子力発電所の建屋内に存在する放射性物質に汚染された水を、多核種除去設備(通称「ALPS」)などを使い、トリチウム以外の放射性物質を規制基準以下まで浄化処理した水が「ALPS処理水」です。ALPS処理水にはトリチウムという放射性物質が残っていますが、トリチウムは水素の仲間であり、水道水や食べ物、私たちの体の中に普段から存在しています。規制基準を満たして処分すれば、環境や人体への影響は考えられません。

ALPS処理水の処分に当たっては、①トリチウム以外の放射性物質を規制基準以下に浄化した上で、②海水でトリチウム濃度を希釈することで、放射性物質の濃度を、規制基準を大幅に下回るレベルにします。トリチウムについては、規制基準の1/40(WHO飲料水基準の約1/7)以下にします。さらに、実施に当たっては、安全性を確保すべく、放射性物質の濃度を確認した後、福島第一原発から海洋に放出します。加えて、放出前後の状況は国際機関など第三者が確認します。 また、トリチウムの海洋放出については、世界中の数多くの原子力施設で実績があり、安全性に関する世界共通の考え方に基づいて実施されています。 ※海洋放出による環境への放射線の影響について、国際的な手法により東京電力が評価した結果、極めて軽微であることが示されました(ALPS処理水をこの処分方法で海洋に放出した場合の1年間の放射線の影響は、自然界から受ける放射線の影響の数万分の1と非常に小さいと評価されています)。

引用元 ALPS処理水の取扱いに関する質問と回答

サンデーモーニングでのコメントを巡っては、かつて細野豪志議員も次のように指摘していた。

今回の発言は風評被害を生む原因だ。批判するなとは言わないが、せめてしっかりした根拠のある批判をしてほしい。

以前、「風評被害の発信源はマスコミだ」とどなたかが言っていたが、まさにその通りだと思う。関わったすべての人の苦労を水の泡にしかねないこの発言はうやむやにされてはいけない。TBSは番組で発言の訂正と謝罪を行うべきだ。それほど問題発言だ。







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