改造内閣の顔ぶれ揃う。注目は高市早苗経済安全保障相
第2次岸田改造内閣の顔ぶれが報じられている。この時期に行うことについて、霞が関や党内からも不満の声が上がっているという報道もあったが、岸田総理は「新しい体制を早くスタートさせたいと常々思っていた」と述べていた。
新内閣の顔ぶれはご覧の通り。
(毎日新聞より)
党内人事は次の通り
岸田文雄首相(自民党総裁)は10日に行う党役員人事で、茂木敏充幹事長(66)=茂木派=を再任させ、政調会長に萩生田光一経済産業相(58)=安倍派、総務会長に遠藤利明選対委員長(72)=無派閥、選対委員長には森山裕総務会長代行(77)=森山派=を起用する方針を固め、党の「四役」が出そろった。挙党態勢の確立に向けて、派閥のバランスや党内力学に配慮した配置だ。
人事には皆さんそれぞれ思うところがあると思う。私が注目したのが経済安全保障相に高市早苗氏を起用したことだ。
ネット上では高市氏には防衛相か外相になってほしかったという意見もあった。ご意見はごもっともだが、経済安全保障政策は岸田政権の重要政策で目玉の一つ。そこに起用されたということだから冷遇では決してないと思う。むしろ政調会長を務めた高市氏を起用することで推進していく狙いがあると考える。
ネット上では様々な意見があがっている。
〈独自〉高市早苗氏は経済安保担当相 https://t.co/SPfvWTCGVz @Sankei_news 高市早苗氏が、経済安保担当大臣に入閣🎊、セキュリティクリアランスというテーマを経済安全保障推進法に加えるべきである。岸田総理も、自民党の右派を取り組むことで安定政権を維持したい。僕らは、高市早苗氏を応援だ。
— 渡部篤 (@watanabeatushi) August 9, 2022
高市早苗政調会長が経済安全保障担当相に起用とFNNスクープ。あらゆる分野に強い高市氏だが、経済安全保障分野は特に危機&問題意識に加え“対中国”の最前線に立つ事になり、意義は大。防衛相でないのは残念だがそれに匹敵。無意味な人材の閣僚報道に溜息の中で初めて“おっ”と… https://t.co/LEbKKRRBaJ
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) August 9, 2022
こういった意見の一方で「降格人事」「飼い殺しポスト」といった批判的な意見もあった。中には「喜んでいいの?」「どう解釈すれば良いでしょうか?」と、戸惑っている意見もあった。
経済安全保障は、これから国防や外交に並ぶ重要な政策になると考えればこの起用は適任ではないだろうか。