いち早く気候変動問題への対処を示していた安倍元総理!!国際社会に大貢献した安倍元総理を、世界と共に国葬で見送ろう!!
菅前総理がカーボンニュートラルを掲げ、岸田総理はGXを掲げるなど、我国にとって気候変動問題への対応は重要な課題の1つになっている。
この気候変動問題への対応を早く掲げていたのが故安倍元総理だ。第一次安倍政権の2007年には「美しい星50」を掲げた。そして、だ。安倍元総理のこの姿勢は第二次政権も変わらず、大規模なESG投資を国連サミットでも表明していた。
気候変動問題にも尽力した安倍元総理。国際社会での更なるリーダシップを見たかった。
第一次政権から取り組んだ気候変動問題
気候変動問題は我国のみならず国際的な課題の1つだ。その課題に我国総理として初めて長期的戦略に言及したのが、安倍元総理だ。
その長期的な戦略は、2007年5月、都内でアジア各国の首脳の前で表明された。
安倍首相は24日、地球温暖化対策に世界全体の参加を呼びかける戦略「美しい星50」を発表した。
(中略)
同日夜、東京都内であったアロヨ・フィリピン大統領らアジア各国首脳が参加した会議での講演で表明した。6月に独ハイリゲンダムで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)で各国首脳に伝え、来年7月の北海道洞爺湖サミットに向けて環境分野での日本の主導権発揮を目指す。
我国として初めて提示した長期戦略。主要排出国が参加できる枠組みを構築しようとしたのだ。
このような長期戦略を提示するだけではなく、ESG投資でも安倍元総理は大きな功績を残している。
国内外のESG投資を牽引した安倍元総理!!
近年、見かけることが増えたESG投資。ESG投資は経産省では「ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。」と説明している。
このESG投資を国内外において牽引したのが実は安倍元総理だ。
安倍元総理は2015年の国連サミットでESG投資について大表明した。
日本は、SDGs策定前から、その前身である「ミレニアム開発目標(MDGs)」の進捗や課題を政府主導で評価し、サミット開催を前にNGO(非政府組織)と産官学を挙げた議論を活発に繰り返してきた。16年には政府内にSDGs推進本部が置かれ、安倍氏が本部長となり、19年には再び国連でのSDGsサミットで進捗を報告した。
15年の国連サミットは日本におけるESG投資の転換点でもあった。安倍氏はスピーチで、SDGsの採択に賛意を示すとともに、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国連の「責任投資原則」に署名したと話し、「1兆ドル規模の年金積立金を運用するGPIFが持続可能な開発の実現にも貢献することとなる」と表明した。
その後、GPIFは世界最大級の機関投資家として国内外のESG投資をけん引。22年3月末時点の運用資産は196兆5926億円に上っている。
(出典 外務省)引用元 安倍元首相、ESGの功績
このように、安倍元総理が残した功績は、外交安全保障だけではなく、気候変動問題、ESG投資と広くに及んでいたのだ。
一朝一夕で解決することが出来ない気候変動問題。安倍元総理がどのような戦略を今後取ったかは誰にもわからない。
しかし、こうした各国の国益が入り乱れる課題にこそ、安倍元総理の力は発揮されたはずだ。安倍元総理を失ったことは、国際社会にとっても大きな損失であることは間違いない。だからこそ、国際社会と安倍元総理を国葬で見送ろうではないか!!
(出典 首相官邸)