メディア「アメリカは学生ローン最大274万円免除!我国もやれ!」→それよりもアメリカでは、年収1690万円でも中間層扱いである事を問題視しないの?物乞いみたいな事書いてどうするの??
コロナ禍以降、政府に金を配れ、金を配れとする意見がメディアでは、増えた。経済成長しないのに、お金を配っても意味はないし、金を配れば増税がその後に起きるので、景気はさらに悪くなる。
それなのに、またもやメディアは、「アメリカは学生ローン最大274万円免除!我国もやれ!」等と言う記事を掲載したのだ!!
このこと自体は主張であるから構わない。しかし、だ。この記事は、重大な点に触れていない!!アメリカでは、年収1690万円でも免除の対象であり、中間層扱いだと言う事だ。つまりアメリカで年収1690万円は高くないのだ。それに比較して如何に我国はこんなに貧乏な国になってしまったのか、メディアは、その点を無視しているのだ!!!
メディア「アメリカは学生ローン最大274万円免除!我国もやれ!」→それよりもアメリカでは、年収1690万円でも中間層扱いである事を問題視しないの?物乞いみたいな事書いてどうするの??
FLASHは、8月26日、「アメリカは学生ローン最大274万円免除!我国もやれ!」と言う記事を掲載した!!
8月24日、バイデン米大統領は、大学教育を受ける際に国民が連邦政府から借りた学生ローンの返済を、高所得者を除き、一部免除すると発表した。借り手に対して最大2万ドル(約274万円)の返済を免除する方針で、対象の約4300万人のうち、約2000万人が全額「帳消し」になる見通しだ。
(中略)
米国で学生ローンが免除される方針が報道されると、SNSで「日本の奨学金も免除してほしい」という声が巻き起こった。
《日本でもやるべき。奨学金という名の教育ローンで『返済』に苦しんでいる人はたくさんいる》
(中略)
米国並みとは言わないまでも、もう少し未来を担う学生に、優しい制度を設けてほしいものだ。
バイデン政権のバラマキを見習え!と言うのである。
しかし、だ。この記事は、大事な点をさらっと流しているのだ!!
債務免除を受けられるのは、現在の個人所得が年12万5000ドル(約1700万円)未満の人。
何と、だ!アメリカでは年収1690万円は、富裕層ではなく、中間層扱いなのである!!!
これは、本当に大問題だ!!我国では、夫婦で年収1000万円を超えるとパワーカップル等と騒がれるが、アメリカでは、たった一人で年収1600万円を超えても富裕層ではないのだ!!ちなみに、アメリカでは、大卒の平均年収はすでに10万ドル、約1400万円だ。それに比較すると現在のレートで我国は2万5千ドルから3万ドルしかない。すでに米国の4分の1の年収しかない。
我国のヤバさが、良く分かると言うものだ。
それなのに、FLASHは、物乞いのように金をばら撒け!とだけ言っている。そうではないであろう!!
これは、我国の給料が低すぎるからであり、それを許してきた国民にも責任があるし、何よりも政府、労組、企業の責任は重大だ!!特に数%の賃上げ要求しかしない労組は、恥を知るべきだ!!
メディアもメディアで、政府と労組に葉っぱをかけ、経営者を問い詰めるような記事を書くべきだ。給料が上がらなければ、奨学金を免除しようが、何の意味もない。そもそも、大学を出ても、低賃金だから奨学金を返せないのだ。
優しい未来なんでつまらないコメントも偽善だ!!こんな低賃金では、学生は未来を担えない。何故、我々は世界的にみてこんなに貧乏なのか?を、みんなで考え改革しようとよびかけるべきだ。
今や、韓国人よりも低賃金な恥ずかしい我国の現状こそが、最も解決すべき課題なのだ!!