我国と台湾の関係を深めた安倍元総理！台湾有志は全面広告掲載で感謝！！我国も国葬で応じよう！！
世界随一の親日国として知られる台湾。その台湾の有志は安倍元総理が逝去されて一週間後、驚きの行動に出た。
なんと共同で出資を募り、日本の新聞に全面広告を掲載したのだ。その掲載内容は「追悼・感謝」だ。
台湾が安倍元総理に対してここまで感謝するのには理由がある。安倍元総理は、我国の従来の政治家とは異なり、台湾に対して積極的に発言してきたからだ。時には中国外務省が猛反発することも珍しくなかった。
それでも一貫して台湾について発言し続けた安倍元総理。台湾の人々にとって最も近い政治家であったに違いない。
台湾有事は日本有事とまで断言した安倍元総理！！
安倍元総理の功績を称える外国政府高官等の発言をみると、安倍元総理が確固たるビジョンを持つ人物だったの評価が数多ある。
そのビジョンの１つが対中国外交だ。是々非々で中国に臨みながらも、中国を睨んで日米豪印の枠組み、クアッドを成立させた。対中国で確固たるビジョンを持っていた安倍元総理は、中国と緊張関係が続く台湾を常に気にしていた。
昨年１２月には台湾で開かれたシンポジウムにオンラインで参加し、台湾有事は日本有事であると言明した。
安倍晋三元首相は1日、台湾で開かれたシンポジウムに日本からオンライン参加した。緊張が高まる中台関係について、「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある」と述べ、中国側が軍事的手段を選ばないよう、自制を促す取り組みの必要性を訴えた。
（中略）
安倍氏は講演で「日本と台湾がこれから直面する環境は緊張をはらんだものとなる」と指摘。「尖閣諸島や与那国島は、台湾から離れていない。台湾への武力侵攻は日本に対する重大な危険を引き起こす。台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある。この点の認識を（中国の）習近平（シーチンピン）主席は断じて見誤るべきではない」と語った。
（出典 首相官邸）
ここまで踏み込んだ発言をした安倍元総理。その後は中国外務省が「強烈な不満と断固たる反対」を表明する事態に発展していた。
中国に臆することなく、言うべきことを言い続けた安倍元総理。この姿は台湾の人々に心強く映ったに違いない。
台湾の為にも働いた安倍元総理に応えるべく、７月１５日には、台湾有志が共同出資し産経新聞に見開き２面の全面広告が掲載された。
8日に死去した安倍晋三元首相を追悼しようと、台湾の有志が共同出資した全面広告が15日付の産経新聞に見開き2面で掲載された。175の企業や団体、個人が参加した。片方の面には笑みを浮かべる安倍氏の写真と共に「追悼・感謝」の文字があしらわれ、台湾からの感謝の思いを伝えた。
（中略）
安倍氏の写真の下方には「『台湾有事は日本有事』を訴えた真の友よ、安らかに」の文字も小さく書かれた。
また、台湾本島のイラストをあしらったもう一方の面にはお悔やみの言葉と共に「私たちは、安倍元首相が世界の自由と民主主義のために果たされた偉大な功績を決して忘れません」「遺志を私たちが引き継ぎ、台日親善を推進します」のメッセージが記された。
台湾にとって安倍元総理がどのような人物だったかが良くわかる。我国のみならず、東アジア、そして世界においても大きな存在だった安倍元総理。
岸田総理も語っていたが、数多く寄せられる弔意に応えるには、国葬という場を設ける以外適切な方法はない。
世界から寄せられる追悼と感謝。これに応える為に粛々と国葬を行ってもらいたい。
（出典 蔡英文総統公式TWITTER）