【はぁ?】韓国国防省次官「公式的には、レーダー照射はなかったというのが我々の立場」であれば、関係改善のために仕方なくって言いたいの? 重要なところですよ!外務省と防衛省
文前政権が、自衛隊機などに追跡レーダーを照射するなど積極的に対応するよう、軍当局に指示する指針をつくっていたことが報じられた。夕刊フジは「報道が事実なら、危険な「攻撃準備行為」を指示していたことになる」と指摘。
日韓関係の改善を望む韓国政府だが、レーダー照射問題を有耶無耶にするわけにはいかない。
9月1日に、毎日新聞が韓国国防省次官にインタビューを行ったところ、次官は「公式的には、レーダー照射はなかったというのが我々の立場だが、両国関係の改善や国防協力の観点を踏まえて、包括的に解決する意思がある」と述べたそうだ。
韓国国防省の申範澈(シン・ボムチョル)次官が1日、毎日新聞のインタビューに応じた。2018年12月の韓国軍艦艇による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題で冷え込んだ日韓防衛当局間の関係について「対話を通じて、問題を解決しながら協力を拡大する準備はできている」と表明。日韓関係の改善に意欲を示す尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の意向を踏まえたとみられる。
申氏は「公式的には、レーダー照射はなかったというのが我々の立場だが、両国関係の改善や国防協力の観点を踏まえて、包括的に解決する意思がある」と述べた。
韓国内では、文在寅(ムン・ジェイン)前政権だった19年、韓国軍が艦艇に低空で接近する日本の自衛隊機に対してレーダーを照射する指針を作っていたとの指摘が出ている。申氏は「指針ではないが、文前政権が日本に対してだけ追加の手続きを実施していた」と説明。「適切だったか疑問だ」と述べて、文前政権を批判した。
びっくりだ!あれほど大問題にまで発展したのに、韓国政府内ではレーダー照射がなかったことになっているらしい。次官の発言では、関係改善のためにやむを得ずということになる。
いくら「両国関係の改善や国防協力の観点を踏まえて、包括的に解決する意思がある」と言っても、韓国政府内でレーダー照射がなかったことになっているのなら、いやいや譲歩しようとしているとしか思えない。そもそも実際にあった事件だから譲歩も何もないのだが。
こんなことで本当の反省と改善がされるのか疑問しかない。
まず、韓国軍がレーダー照射事件を引き起こしたということを韓国政府に公式に認めさせることだ。そこからが問題解決のスタートだ。現在はまだ、問題解決のスタートにすら立っていない。外務省も防衛省もそこのところをお願いしたい。