毎日放送「稲盛和夫さんは、乾いたタオルを絞るようコストダウン」と大絶賛!!→こうした思考が我国を韓国以下の低賃金にしたのでは??賃上げの為に値上げする勇気を経営者は、持つべし!!
稲森和夫さんが、亡くなった。その事は、悼みたい。ご冥福をお祈り申し上げます。
しかし、だ。そのコストダウン重視の経営理念をTBSの関西系列である毎日放送が持ち上げまくっているのだ!!!
コストダウンばかり重視するから、そのコストである人件費を削ってきたのが我国の企業だ!!その結果、我国は、韓国以下の低賃金となってしまったのだ!!メディアは、そのことがこのご時世になっても理解できないのか????!!!!
毎日放送「稲盛和夫さんは、乾いたタオルを絞るようコストダウン」と大絶賛!!→こうした思考が我国を韓国以下の低賃金にしたのでは??賃上げの為に値上げする勇気を経営者は、持つべし!!
毎日放送は、8月30日、亡くなった稲盛和夫さんの記事を再掲載した。
それは、良い。しかし、だ。問題なのは、この記事で、彼のコストダウンを過剰に重視する経営理念を大絶賛した事だ。
稲盛さんはこれまでの経験を惜しみなく伝える。
「日頃からコストダウンに努めていますから、往々にしてもう無理だ、できないと考えがちであります。もうダメだと思ったところを始まりと考え、乾いたタオルをさらに絞るように徹底的に原価低減に努めていくことが必要」
引用元 稲盛和夫さん “人生最後の密着取材”で語ったリーダーの条件 「乾いたタオルを絞るようコストダウン」稲盛流を中国の経営者らも絶賛
毎日放送は、記事のタイトルにまで「コストダウン」を強調し、それが稲森流だとしている。個人の批判はしたくないが、こうした考えが間違いの始まりなのだ!!!この考えのせいで我々の給与水準は世界で稀に見る貧乏になってしまったのだ。
我国がバブル崩壊後、失われた40年となった原因は、企業が人や設備に投資しなかったからだ。投資しなくなったのは、新しいサービスを生み出すよりも、馬鹿の一つ覚えでコストダウンで売れると勘違いし、愚かな経営者達が人件費も開発費も削りまくったからだ。
その結果がデフレスパイラルであり、我国の賃金が韓国以下になったのである!!
それなのに、だ。この2022年になっても、コストダウンする経営者が立派であるかのように報じる毎日放送は、何を考えているのか???
これ以上無理だと思ったらそこがスタートで乾いた雑巾を絞るようにコストカットができるような発想で、どうやって従業員の賃金が上げるのか??
実際、だ。稲盛氏が創業した京セラの平均年収は、725万円だが、競合する村田製作所は798万円だ。因みに今のドルレートで725万円は、たったの5万ドルだ。米国の大卒の初任給が年俸10万ドルを超えているのに、だ。如何にこの給料が悲惨なものかわかる。労働者を豊かにしない経営者など称賛に値しない。
良いものは高く売る努力、そしてそれを従業員に報いることこそ今は必要なのである。