泉代表「「防衛大臣が存在しない」などとホンマに思ってます？」とドヤ顔するも、元身内から「これでは国家は回らない。百％回らない。お花畑も程がある」と指摘されてしまう
立憲民主党が発足した「次の内閣」に防衛大臣がないということが話題となった。外務・安全保障がそれにあたるかと思っていたが、やはりその通りだった。
泉健太代表が「「防衛大臣が存在しない」などとホンマに思ってます？」とツイッターにコメント。
「防衛大臣が存在しない」などとホンマに思ってます？
立憲民主党の次の内閣では、玄葉光一郎安全保障大臣が任命されています。
ちなみに衆議院で防衛政策を議論する委員会も「安全保障委員会」といいます。 https://t.co/QHXxvexbkI— 泉健太🌎立憲民主党代表｜衆議院議員 (@izmkenta) September 14, 2022
泉代表はどや顔で述べているが、民主党時代に内閣官房副長官（鳩山由紀夫内閣）、参議院内閣委員長、民主党筆頭副幹事長、民主党総括副幹事長等を歴任した元身内、現在は 慶應義塾大学教授の松井孝治氏からも「これだけの国家で、世界屈指の規模の自衛隊を持ち、国土防衛は勿論、かてて加えて災害出動などもお願いしている大実力組織を統括するのに外務大臣が兼任などありえない」と指摘され、さらに「これでは国家は回らない。百％回らない。お花畑も程がある！」とダメ出しをされてしまった。
正直、立憲の「次の内閣」人事にさほど興味なかったけど、玄葉さんという人物はともかく、両省兼任案見て、コーヒー吹きました。
「次の内閣」で外相・防衛相を兼担させると。
それじゃ「次の内閣」、つまり自分たちが政権担ったらその顔ぶれで組閣するとのコンセプトになりえない。
正直泉代表はそこまでわかってなくはない。きっと外相経験者の大物役員の案に違いない。
あと、背景として、外務防衛両方任せるなら受けてやるよと言いそうな大ベテランもいなくもないけど。
これだけの国家で、世界屈指の規模の自衛隊を持ち、国土防衛は勿論、かてて加えて災害出動などもお願いしている大実力組織を統括するのに外務大臣が兼任などありえない。
国際的に2+2で外交、防衛両面を含めて政策協調している実態もご存知ないのかな、政権で外交責任者だった方が。
これでは国家は回らない。百％回らない。お花畑も程がある！
結局、党で少数の分かってるベテランは、所詮「次の内閣」なんてフィクションだから各議員が気持ちよく受けるポジションでええのよ、政権取ったらその時考えるし、と思っておられるのではありませんか？
でも、リアリティの欠如に加え、昔の民主の、少なくとも生真面目！みたいな良さの欠片も無くすと政権交代なんて夢の又夢ですよ。
あ、夢でよい人がほとんどなんですか？
泉代表、もし「次の内閣」というたてつけにこだわるのなら再考してください！
Gさんは党の外交安全保障両面を現実的なものに作り直すには適任かもしれないけれど、それなら若手を防衛相にして、Gさんを対外政策統括の副首相にするとか、やりようを考えてください。
泉代表、多くの人が訴えたいのはコレ！！！防衛大臣が安全保障大臣だと威張って言っている場合じゃない！
これではやはり国防に関して危機意識が薄いと認識せざるを得ない。外交も同じく、外交と言っても安全保障関連だけではなく、外交活動は多岐にわたる。防衛大臣と同じく、外務大臣も忙しい役職だ。そこを兼務させるということに多くの人は違和感を感じているのだ。
因みに、松井氏はツイッターに国葬儀の招待状の画像を添えて欠席を表明する行為について「私には余り品格ある行動とは思えないですね」と述べていた。
国葬儀への招待状の画像とともに、ご丁寧にもこれには欠席しますという宣言をされるのは、政治運動の自由はあるけれど、私には余り品格ある行動とは思えないですね。
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) September 10, 2022