国葬への出席を表明した芳野会長を国葬反対派が猛烈に批判!→出席するか否かは自由では??
国葬反対派が衝撃の行動に出ている。先日、国葬に出席することを連合の芳野会長が表明した。労働側の代表として出席すると決めた。
この芳野会長の国葬出席という決断をめぐって国葬反対派は、なんと批判を開始したのだ。国葬に反対する自由はあるが、国葬に賛成する自由はないということなのか。
弔意を表明しないのも自由であれば、弔意を表明するも自由であるはずだ。
あまりにも都合が良いと感じてしまう国葬反対派の主張。呆れるしかない。
芳野会長の国葬出席に国葬反対派が猛批判
一部野党が国葬への欠席を表明する中、野党側でありながら大英断を下したのが、連合の芳野会長だ。芳野会長は国葬に出席することを表明したのだ。
労働組合の中央組織、連合の芳野友子会長は15日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬に出席すると表明した。芳野氏は、国葬の決定過程や法的根拠に不備があると指摘したが、「労働側代表としての責任をどう果たすべきか。苦渋の判断だが、連合会長として弔意を示すため、出席せざるを得ないと判断した」と述べた。
(出典 連合東京)
国葬について問題がないわけではないとしながらも、弔意を示す為に反対意見を抑えて、出席を決めたのだ。
国葬については野党議員にみるように欠席する自由はもちろんある。その一方で当然、出席する自由もあるのだ。しかし、だ、国葬反対派は驚きの反応を示しているのだ。
国葬出席を決めた芳野会長を猛烈に批判しているのだ。
その最たる例が蓮舫さんだ。TWITTERに批判する声を投稿している。
立憲民主党の蓮舫参院議員が15日、ツイッターに投稿。立憲民主党の最大の支持母体である連合の芳野友子会長が、9月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に出席すると表明したニュースに反応した。
芳野氏は、岸田文雄首相の国葬実施の決定手法などには問題があるとしたうえで、国葬出席は「苦渋の判断」としている。
蓮舫氏はツイッターで「『組合員の視点に立った運動を展開するとともに、全ての勤労者・市民に共感される運動をめざす』連合トップの判断」と記したうえで、「国葬よりも優先されるべきコロナ禍、物価高の労働者支援を政府に求める立場なのでは」と指摘した。
(出典 参議院インターネット審議中継)
芳野会長が国葬に出席することに対して、優先するべきことがあるというのだ。政府に求めることがあるとするなら、それを最初にやらなければならないのは立憲民主党を始めとして野党の役割ではないのか。
そして選挙中に訴えていたことと違うことに力を注いでいるのは蓮舫さんらではないのか。
蓮舫さんが国葬に反対するのは自由であり、理解もするが、芳野会長の出席についてとやかく言う資格はない。
結局のところ、蓮舫さんをはじめとする国葬反対派は自らの権利を声高に叫ぶのであれば、他人の権利も認めるべきであろう。そうでなければ、矛盾している。