天皇陛下が、国葬儀参列で来日された７人の国家元首らと異例のご会見

天皇陛下が、安倍元総理の国葬儀に参列した各国の国家元首とご会見された。

天皇陛下が一日に７人の国家元首とご会見されるのは異例のこと。天皇陛下は国葬儀参列のための来日に対し感謝を述べられたという。

天皇陛下はきょう午前、安倍元総理の国葬に参列するために来日した7か国の国家元首らと皇居で相次いで会見されました。

午前9時すぎ、皇居・宮殿の車寄せには安倍元総理の国葬に参列するために来日した7か国の国家元首が天皇陛下と会見するため、20分おきに到着しました。

宮内庁によりますと、天皇陛下は、皇居・宮殿の「竹の間」で▽ヨルダンのアブドラ国王、▽トーゴのニャシンベ大統領、▽コモロのアザリ大統領、▽カタールのタミーム首長、▽パラオのウィップス大統領、▽ベトナムのフック国家主席、▽スリランカのウィクラマシンハ大統領の7か国の元首と個別に相次いで会見し、国葬参列のための来日に対し感謝を述べられたということです。

また、環境問題や二国間関係における皇室の役割などについても話されたということで、正午過ぎまでおよそ2時間半かけて会見されました。

宮内庁によりますと、コロナの感染状況などについて宮内庁の幹部が陛下と相談し、会見の際には握手をすることにしたということです。宮内庁は、天皇陛下が複数の国家元首と個別に相次いで会見することは過去に例がないとしています。

引用元　天皇陛下が国家元首らと異例の“マラソン”会見

陛下自らが弔問外交にご参加いただき、あらためて国葬儀が行われてよかったと思う。

異例なご会見をされたということだが、皇室は新たな皇室外交を目指しているのかもしれない。きっと元首らも誇りをもって帰国されるだろう。

７か国を見てみると、いずれも中国と関係が深い国と思うのは私の深読みだろうか。