蓮舫議員が細田衆院議長の説明を「どう思われますか」と問いかけるも「まずは身内からだと思います」「辻元さんについてはどう思われますか？」 一方、志位委員長「どの党であっても（説明を）求めたい」
細田博之衆院議長が旧統一教会との関係について説明をした文書を巡り、立憲民主党の蓮舫議員がツイッターで「どう思われますか」と問いかけたところ、返信のコメントが「まずは身内からだと思います」「辻元さんについてはどう思われますか？」といった内容のものがほとんどだったとデイリーが報じた。
立憲民主党の蓮舫参院議員が２９日、ツイッターに投稿。細田博之衆院議長が公表した旧統一教会との関係についての談話全文を、報道ニュースを引用して取り上げ「細田衆議院議長から提出されたご自身と統一協会の関係についてのコメントです。どう思われますか」と問いかけた。
６００件超のコメントが返信されており、細田氏の談話に理解を示すコメントはほとんど見当たらない状況。
ただし「まずは身内からだと思います」「辻元さんについてはどう思われますか？」「まずは自分のところの身内からでは」「ブーメラン」「ご同僚と同じレベルかとおもいます」「辻元清美さんに聞いてみればよろしいかと」と、立憲民主党・辻元清美参院議員が２０１２年に旧統一教会の関連団体の勉強会に参加していた件を指摘するコメントが多くを占めている。
細田衆議院議長から提出されたご自身と統一協会の関係についてのコメントです。
どう思われますか。https://t.co/P0jffVuEtM pic.twitter.com/u81LyB25S5— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) September 29, 2022
これは蓮舫議員だけではなく、立憲民主党自体が辻元清美議員について触れていない。
岡田克也幹事長は会見で「単純に接点があっただけで、自民党にものが言えなくなることはあり得ない」と語り、泉健太代表は「自民とは関係性や距離感が大きく違う」と語っていた。
岡田氏は会見で、近く召集される臨時国会に向け「単純に接点があっただけで、自民党にものが言えなくなることはあり得ない」と語った。
同時に「深く選挙で応援してもらったり、長く継続的に付き合ったりすることとは違う」と強調。「中身を見誤ってはいけない」と指摘し、一部の自民党議員と教団側の関係と比べて深刻ではないとの認識を示した。泉健太代表も「自民とは関係性や距離感が大きく違う」と話した。
確かに、辻元氏が統一教会と接点があったからと言って、自民党を追及するなという話ではない。ツイッターのコメントを見てもそれはわかる。自民党を追及するのはいいが、辻元氏の件を棚に上げていることについて多くの国民は不満に思っているのだ。
一方で、共産党の志位和夫委員長は「なぜ接点がうまれたのかについて、きちんと国民に明らかにすることを求めたい。どの党であっても求めたい」と苦言を呈した。
共産党の志位和夫委員長は２９日の記者会見で、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）との接点が判明した立憲民主党の辻元清美参院議員に苦言を呈した。「なぜ接点がうまれたのかについて、きちんと国民に明らかにすることを求めたい。どの党であっても求めたい」と述べた。
この件に関しては、志位委員長のおっしゃる通りだ。「与党だから追及する」「野党だから追及しない」ということではなく、平等に説明を求めるという。これはメディアにも言えることだ。「自民議員だから扱う」「立民議員だから扱わない」というのはおかしな話だ。