玉川徹氏、謝罪をしても批判収まらず、テレ朝内からも反玉川率が上昇?
テレビ朝日の玉川徹氏の「電通が入っている」発言を巡り、玉川氏は番組で謝罪訂正をしたが、テレビ朝日内では反玉川率が上昇し、収まる気配がないようだ。
安倍晋三元首相の国葬が厳かに営まれた翌日。「羽鳥慎一のモーニングショー」(テレビ朝日系)で、「超弩級(ちょうどきゅう)のコメントが飛び出しましたね。驚きました。さすがですよ」と、あるコメントに女性誌社会班記者が着目した。
発言の主はテレビ朝日の社員コメンテーター、玉川徹氏(59)。菅義偉前首相の「追悼の辞」に関するくだりで、「当然これ(=国葬)電通が入っていますからね」と言い切ったのだ。
国葬に電通が噛んでいるという初耳情報! ところがこの発言が間違いだったのだ。
「テレビのコメンテーターは裏取りもせずに発言しているのかと、ぞっとしましたね。コメントをめぐるネット記事が配信され、既成事実のように拡散しました。翌日、訂正しましたけど、同じ発言をNHK局員がしたとしたら番組降板ものですよ」と前出・女性誌記者はあきれる。
テレビ朝日局内もバタついたという。スポーツ紙記者が伝える。
「玉川氏のコメントは、すぐさま電通から〝うちは無関係〟と指摘されたそうです。テレビというメディアは電通がなければ成立しない部分が多分にあるのに、あの発言はいただけない、と局内の〝反玉川〟率は上昇していますよ」
失言では済まされない。
引用元 裏取りなしの無責任コメント、玉川徹氏「失言」では済まされない テレ朝局内の〝反玉川〟率上昇 「同じ発言をNHK局員がしたら番組降板」
ネット上でも「玉川氏を降板させろ」という声も大きく、このままテレビ朝日が玉川氏を起用し続けるかが注目されている。
「電通には謝っているが菅さんに謝っていない」という声もネット上では多く、お笑い芸人のロザン・宇治原史規さんは「記者会見でも動画でも、あるいはテレビ番組でも表に向かって謝罪をする前に、必ず対象に対して先にアプローチしとかないといけない」と指摘した。
宇治原史規は「直接本人に対してのアプローチって、みんな先にしてんのかな?」と、疑問を投げかけた。玉川氏はテレビで、奥野代表はユーチューブで謝罪した。宇治原は「本人に対するアプローチを先にしてないんであれば、順番が違うんじゃないかな」。
さらに「向こうから断られたっていうんだったら、それはそれで仕方がないと思うんですけど、アプローチはするべき」という宇治原は、「記者会見でも動画でも、あるいはテレビ番組でも表に向かって謝罪をする前に、必ず対象に対して先にアプローチしとかないといけない」と話した。
これはおっしゃる通り。しかも、玉川氏の番組での謝罪も「関係者と視聴者」に謝罪していて、具体的にしたのは視聴者のみだ。これでは誰に対しての謝罪かわからない。
SNSでも玉川氏に対する批判の声が収まっていない。
これが自民党なら「疑惑は深まった」「謝罪になっていない」「国民を欺いている」 ありとあらゆる罵詈雑言。最大の被害者は安倍晋三さんだった。少しは思い知ったらどうだろう。玉川徹氏。批判だけして、高い碌を食んでいるんだ。責任だって応分にあるだろう。 https://t.co/QsxORIaHWS
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) October 3, 2022
東日本大震災の後、岩手、宮城のガレキが放射性物質で汚染されている可能性があると言って広域処理を全面的に否定したのが玉川徹氏だった。連日反対キャンペーンを張られ世論も反対に傾いたが、屈せず広域処理したから目標通り三年で処理できた。テレビ朝日は彼の過去の発言を一度検証した方がいい。
— 細野豪志 (@hosono_54) October 2, 2022
「電通が入っている」
これは謝罪で済むような問題ではなく、放送局としての大問題である。玉川氏は当然降板、経営陣が辞任するくらいの重大な問題と考えるが、テレビ朝日はこのままやり過ごすのだろうか。大泣きした菅前総理の弔辞と謝罪ですまない玉川徹氏|和田政宗 https://t.co/16uWHmcpNK
— 月刊『Hanada』編集部 (@HANADA_asuka) October 3, 2022
玉川徹氏の報道については、twitter・ブログ・月刊誌・著書などを通して、長期間にわたり何度も何度も誤りを指摘してきましたが、残念ながら一向に改善が見られず、特にコロナ報道では日本社会を混乱させ、極めて大きな不利益を与えてきたものと考えます。退場が妥当ですhttps://t.co/yhOBukXQHV
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) October 1, 2022
#国葬 昨日テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーで玉川徹氏が菅義偉前総理の弔辞について「電通が入っている」と発言し、本日「事実ではありませんでした」と謝罪しました。国会議員の発言であれば辞任に相当するものです。名誉毀損罪にも該当し、謝って済むレベルのものではありません。
— 礒崎陽輔 (@isozaki_yousuke) September 29, 2022