日本維新の会が「国葬」法案を提出!法的根拠を訴えていた立憲民主党の泉代表の対応は???
安倍元総理の国葬をめぐって国葬反対派が主張していたことの1つが法的根拠だ。岸田総理は法的根拠について幾度となく内閣府設置法と説明していた。
この法的根拠をめぐって国政選挙の度に躍進を遂げている日本維新の会が動いた。
日本維新の会は臨時国会に「国葬」法案を提出したのだ。日本維新の会は、しっかり対案を提案する姿勢を示し、反対ばかりの立憲民主党とは違う姿勢を改めて示したのだ。
法的根拠を掲げて国葬に欠席した立憲民主党の泉代表は、この法案にいかなる対応をするのか。
しっかりと動いた日本維新の会!「国葬」法案を臨時国会に提出!!!
安倍元総理の国葬が無事執り行われた。国葬をめぐって岸田総理は説明をしてきたが、説明を求めながらも説明聞かない人達に四苦八苦していた。
その例の1つが法的根拠だ。岸田総理は内閣府設置法が法的根拠であることを何度も説明してきた。裁判所の判決も示された。しかし、だ。立憲民主党を始めとした国葬反対派には、岸田総理の説明が理解できなかったようだ。彼らこそ法的根拠を尊重しているとは、思えない言動をしてきたのではないか???
そこで動いたのが日本維新の会だ。日本維新の会は招集された臨時国会で「国葬」法案を提出したのだ。
日本維新の会は3日、「国葬」の手続きを定める法案を衆議院に提出しました。
法案では、長年にわたり国政で重要な地位に就くなど、特別の功労のある人が亡くなったときにかぎり、内閣は「国葬」を行うことができるとしています。
(中略)
提出のあと、日本維新の会の青柳国会議員団政務調査会長代行は、記者団に対し「生産性のない批判が繰り返される中で、提案型の野党として、あるべき『国葬儀』の法案を具体的に示した」と述べました。
(引用元 日本維新の会公式TWITTER)
日本維新の会の建設的な姿勢は称賛に値する。青柳国会議員団政務調査会長代行が指摘する「生産性のない批判が繰り返される中」とはその通りだ。
今の我国は未曽有の物価高に直面している。生産性のない批判に付き合っている時間の余裕などはないのだ。
建設的な姿勢を示す日本維新の会に対して、立憲民主党は次のように語っていた。
27日行われた安倍晋三元首相の国葬で、京都の国会議員らの対応は分かれた。欠席した議員は国葬が決定した経緯や世論が割れる中での実施を批判した。
党幹部がそろって欠席した立憲民主党の泉健太代表(衆院京都3区)は「法的根拠もあいまいで、国会の関与もない。時の内閣による国葬の恣意的な政治利用を許さないという姿勢は示せた」と強調した。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
法的根拠、そして国会の関与を欠席理由として掲げていた泉代表。日本維新の会が提出した法案によって法的根拠、そして国会の関与はより明確になるだろう。つまり泉代表が欠席理由として主張していたことは解消されるのだ。
この日本維新の会の建設的な法案提出に対して、泉代表はどのような対応を取るのか。従前の主張を見れば賛成するのが自然であるはずだ。
もし、この法案に反対するようなことがあれば、ただただ反対の為に思いつく理由を言っていただけに過ぎないことになる。
立憲民主党の命運がかかった臨時国会。批判だけではないというしっかりと姿勢を見せてもらいたい。