【消費減税】立民・枝野前代表、衆次期院選の選挙公約では「見直すべきだと思っている」⇒松原議員「理解に苦しむ」
「衆院選で後悔しているのは、時限的とはいえ消費税減税を言ったこと。。政治的に間違いだったと強く反省している」「二度と減税は言わない」と発言したことで党内外に波紋を呼んだ立憲民主党の枝野幸男前代表が、この発言を巡り、またも爆弾を投下した。
減税について、衆次期院選の選挙公約では「見直すべきだと思っている」との見解を示した。
立憲民主党の枝野幸男前代表は12日、さいたま市内で講演し、昨年10月の衆院選で当時代表として消費税率の引き下げを訴えたことについて「政治的に間違いだったと反省している」と述べた。立憲は今夏の参院選でも消費減税をかかげていたが、次期衆院選の選挙公約では「見直すべきだと思っている」との見解を示した。
枝野氏は、衆院選を振り返り、「敗軍の将として、あれ(消費減税を訴えたこと)が敗因の大きな一つだ」と述べた。立憲が医療・介護や子育てなど社会保障の充実を主張していたことに触れ、「そこにお金をかけると言いながら、時限的とはいえ減税と言ったら、聞いている方はどっちを目指すのか分からなくなる。有権者を混乱させてしまった」と述べた。
また、枝野氏は「消費税減税で(選挙に)勝てるんだったら、とっくの昔に社民党政権ができている」と述べ、消費減税の訴えだけでは選挙での支持拡大にはつながらないとの見方を示した。
昨年10月の衆院選で立憲は、枝野氏を代表として消費減税策を共産党などと共通政策として合意。5%の時限的な消費減税を掲げて戦った。だが、議席を公示前の109から13減らし、枝野氏は責任をとって代表を辞任した。
さすがにこれには同党の議員も呆れたようだ。松原仁議員は「昨年の総選挙で政権を取っていたら今頃どうするつもりだったのか。理解に苦しむ」とツイート。
昨年の総選挙で政権を取っていたら今頃どうするつもりだったのか。理解に苦しむ。
消費減税の訴え「間違いだった」 立憲・枝野氏、公約見直しに言及(朝日新聞デジタル)#Yahooニュースhttps://t.co/fM6AByozgH
— 松原仁(衆議院議員 立憲民主党・東京3区・品川区・大田区・島しょ)まつばら仁 (@matsubarajin731) November 12, 2022
おっしゃる通りだ。そんなに公約って軽いものなのだろうか?少なくとも公約とは支持してくれた有権者との約束だ。約束するからには念入りに練り上げていたはずだ。
共産党や社民党の関係者も反発している。
ただ、衆院選の敗因の大きな一つはそこじゃない。もっと根本的なことだと思う。今の泉代表を客観的にみていればよくわかると思う。
さて、今後党内はどうなるだろうか。執行部は火消しに走るだろう。
それはさておき、少なくとも枝野氏は消費減税を訴えたことで支持を得て当選したのだから、それが間違っていたとするならば進退にも発展するべきでは?