航空自衛隊がスクランブル!尖閣諸島北方に中国のものとみられる無人機が出没!!防衛力の大強化を急げ!!!!
覇権主義的な動きを強める中国。その中国が新たな一手に出た。中国のものとみられる無人機が尖閣諸島の北方に現れたのだ。
海だけではなく、空からも攻勢を強めようとする中国。航空自衛隊がスクランブルし、領空侵犯はなかったが、無人機の出現は新たな脅威だ。
我国の防衛力をめぐって、防衛費の増額が議論されている。中国の脅威を前にして、関連経費と言う水増しで増額をしたふりをするのではなく、防衛力そのものの充実に結びつく増額が必要だ。
無人機まで出した中国!!習近平国家主席の発言が現実味を帯びる!!
我国への脅威でしかない中国。尖閣諸島周辺では中国海警局の公船が連日出没している。11日時点で接続水域での航行は9日連続になった。そして航行していた4隻のうち1隻は機関砲のようなものを搭載していたというのだ。(参考)
そして今までは海のみであった中国の動きだが、新たな動きが確認された。それが空だ。
防衛省は10日、中国のものとみられる無人機1機が、沖縄県の尖閣諸島北方の空域を飛行したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。領空侵犯はなかった。
同省統合幕僚監部によると、無人機は同日午前、東シナ海上空を飛行し、尖閣諸島に向けて南下した後に反転し、北西方向に飛び去った。中国のものとみられる無人機が、同諸島周辺でこうした動きを見せるのは初めて。
(出典 防衛省統合幕僚監部公式TWITTER)
何と初めて尖閣諸島周辺で無人機が投入されたのだ。航空自衛隊がスクランブルし、領空侵犯はなかったが、尖閣諸島をめぐる攻防が海だけではなく空にも及ぶようになった。これは、尖閣諸島問題が新たな局面に入ったことを示している。
先日には、習近平国家主席が尖閣諸島等の権益確保について「われわれの世代の歴史的重責」と語っていたことが明るみになったばかりだ。(参考)
そうした中での初めてとなる無人機の出現。待ったなしの危機的状況と言わざるを得ない。
そんな中、我国で進んでいるのが防衛費増額の議論だ。自民党の会合では前向きな意見が飛び出した。
10日に開かれた自民党の会合で、安全保障調査会長を務める小野寺元防衛大臣は「最も大切なのは防衛力の強化に真に必要なものをしっかり積み上げることで、それが基本だ」と述べました。
出席した議員からは「関連経費という名目で水増しするようなことがあってはならない」「防衛力の中身そのものの充実が大事だ」などとして、来年度から5年間の防衛費総額の規模を定める「中期防衛力整備計画」に示す、経費そのものの増額を求める意見が相次ぎました。
(出典 航空自衛隊)
その通りだ。小野寺元防衛相が言う通り「防衛力の強化に真に必要なものをしっかり積み上げる」ことが求められているのだ。
安倍元総理は、中国の脅威を念頭に先手先手で策を講じてきた。その1つが今や世界的に受け入れられている「自由で開かれたインド太平洋」だ。
安倍元総理が先を見越して整えていた中国への策。現政権はこの安倍元総理のレガシーを活かし、中国を睨んだ防衛力の本格的な強化を行ってもらいたい。
(出典 防衛省統合幕僚監部公式TWITTER)