聞く耳なし!岸田総理による習近平主席への懸念表明→尖閣諸島では連日接続水域に中国海警の入域!そして過去最大の砲を搭載!!!
11月の外遊では中国に対して厳しい姿勢を見せていた岸田総理。「主権」という言葉を用い、厳しく中国を糾弾していた姿は頼もしく映った。
そして岸田総理は、国際会議の場だけではなく習近平国家主席との会談でも懸念を直接伝えていた。
しかし、だ。我国からの声を無視するような行動を中国は継続している。懸念を表明した後も、だ。海警による尖閣周辺の接続水域への入域は続き、更には、過去最大の砲を搭載した海警局まで確認されたのだ。
脅威でしかない中国の動き。我国も万全の備えが必要だ。
止むことのない尖閣諸島での攻防、過去最大の砲を搭載の海警局も出没!!
我国と中国との間では安全保障上の大きな問題があるそれが尖閣諸島だ。現状変更を目論む中国の動きに対して、岸田総理は日中首脳会談で懸念を表明し、釘を刺した。
現地時間11月17日18時40分過ぎ(日本時間20時40分過ぎ)から約45分、APEC 首脳会合に出席するためタイを訪問中の岸田内閣総理大臣は、習近平・中華人民共和国主席と初となる対面での首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
岸田総理大臣から、尖閣諸島を巡る情勢を含む東シナ海情勢や、本年8月の中国による EEZ を含む我が国近海への弾道ミサイル発射等日本周辺における中国による軍事的活動について深刻な懸念を表明しました。
(中略)
中国における人権や邦人拘束事案等について我が方の立場に基づき改めて申し入れるとともに、日本産食品に対する輸入規制の早期撤廃を強く求めました。
(出典 首相官邸)引用元 日中首脳会談
岸田総理は、我国の主権を侵害する中国の行為を、直接習近平国家主席に訴えた。この訴えで、中国が少しは大人しくなるのかと思えば、結果は違った。
尖閣諸島周辺の接続水域では26日も中国海警局の船4隻が航行しているのが確認され、24日連続の接続水域入域となった(参考)。そして、だ。その尖閣諸島周辺では、今まで見られなかった中国海警局の船舶が出没し、領海侵入したのだ。
第11管区海上保安本部によりますと、25日午前2時40分すぎと午前10時すぎに中国海警局の船、合わせて4隻が尖閣諸島沖の日本の領海に相次いで侵入したのが確認されました。
(中略)
1隻にはこれまでで最も大きな76ミリ砲が搭載されているとみられるということです。(中略)今回初めて領海に侵入したのが確認されたということです。
(出典 内閣官房)
過去最大の砲を搭載し船舶も領海侵入させた中国。この動きに対して、我国政府は、外交ルートを通じて厳重に抗議したと言う。
しかし、これまでこの外交ルートを通じての抗議が成果を示したことはあるのか。皆無だ。
中国の覇権主義的な動き、そして不測の事態に対応するために、我国も防衛力の抜本的強化を図り、万全な備えすることが必要だ。