• HOME
  • 与党 , 政治ニュース
  • 自民党が、公明党との連立政権に国民民主党を加える案を検討⇒公明「わが党にメリットはない」⇒玉木代表「報道されたような事実はない」

自民党が、公明党との連立政権に国民民主党を加える案を検討⇒公明「わが党にメリットはない」⇒玉木代表「報道されたような事実はない」




「自民党が、公明党との連立政権に国民民主党を加える案を検討していることが2日、分かった。」と時事通信が報じた。

最近の国民民主党を見ていれば、こういう流れになってもおかしくないとは思っていたが、思いのほか早かった。

ただ、公明党は「わが党にメリットはない」と反発しているようだ。

 自民党が、公明党との連立政権に国民民主党を加える案を検討していることが2日、分かった。

自民、国民両党の幹部が水面下で接触を続けており、調整が付けば連立協議に入る。岸田政権は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題などで内閣支持率が低迷しており、国民の連立参加で政権運営の局面転換を図る狙いがある。

複数の自民党関係者によると、国民の玉木雄一郎代表(53)=衆院香川2区、当選5回=が年明けにも入閣する案が浮上している。ただ、連立を組む公明党は「わが党にメリットはない」(重鎮)と反発。国民内にも異論が強く、同党を支援する連合の理解も得られるかは見通せない。3党連立が実現するかは不透明だ。

自民党関係者によると、国民側との交渉は岸田文雄首相(党総裁)と麻生太郎副総裁も了承している。この関係者は「あとはタイミングだ。今の政権はこれぐらいのカンフル剤を打たないと良くならない」と述べた。連立に国民を加えることで、自民が公明に配慮する場面が少なくなるとの見方も、自民内にはある。

引用元 自民、国民と連立検討 局面転換狙う、玉木氏入閣案 公明反発も、実現不透明

「連立に国民を加えることで、自民が公明に配慮する場面が少なくなるとの見方も、自民内にはある。」とあるが、政権運営の局面転換を図る狙いよりもこちらの狙いの方が強いのではないだろうか。

なにかと公明党を配慮してことが目立つ。参議院での新疆ウイグルや内モンゴルの各自治区などの人権問題に関する決議案でも、公明党が難色を示したがために「中国」「非難」「人権侵害」といった文言の明記は見送られた。

こういうことが多々あり、ネット上では不満が高まり「連立解消」を希望する声が度々あがっていた。

実際、この報道を受け「連立から公明党を追い出し、国民民主と組め」という声も多々上がっている。

ここで国民民主を連立に組み込めば公明が反発しても、自民・国民民主が同じ主張をすれば公明の反発が弱い立場になる。自民党としても国民民主次第とはいえ、やりやすくなるのではないだろうか。それを察して公明は「わが党にメリットはない」と反発したと推測する。

だが、一方で、玉木代表はこの報道を「報道されたような事実はない」と否定し、「野党の立場で是々非々でやっていく」と強調したという。

国民民主の玉木雄一郎代表は2日夜、都内で記者団に自民党が公明党との連立政権に国民民主党を加える案を検討しているとの一部報道を否定した。「大変驚いている。報道されたような事実はない」と述べた。「野党の立場で是々非々でやっていく」と強調した。

引用元 国民民主党・玉木代表、自公との連立報道「事実はない」

たしかに、予算委員会での玉木代表の質疑を見ていたら、こういう野党が今必要だというのももっともだ。他党が追及色を強める中、国民民主は立派に政策提案を行っている。ネット上でもそのような旨の意見が多くあがっている。玉木代表は連立報道を否定しているが、おそらく自民が国民民主を連立に入れたいと思っているのも事実だろう。

国民民主は野党としても必要と思われ、自民は連立に入れたいと思っている。存在感が徐々に高まってきているといっていいだろう。

さて、今後どのような動きになるか注目していきたい。







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!